本日の相場見通し(2019年11月26日)とピックアップ銘柄

本日の相場

2019年11月26日の相場解説

昨日の東京株式市場は、前週末の米国市場の流れを引き継ぎ、上昇して寄り付いた。
香港などのアジア株高が後押しして後場も買い優勢が続き、72%の銘柄が上昇。

日経平均株価は前週末比179円93銭高の23,292円81銭で取引を終了した。
鉱業、鉄鋼、海運が強く、精密機器、ゴム製品が軟化した。

ニューヨーク株式市場では、オブライエン米大統領補佐官による米中両国が年内に第一段階の合意に至る可能性が依然としてある、との見方を示したことや、環球時報による米中の第一段階の合意が非常に近いとの報道を好感し、NYダウが上昇。

5営業日ぶりとなる史上最高値を更新し、NYダウは、前日比190.85ドル高の28,066.47ドルで取引を終えた。

ドル円は、日経平均株価の上昇に加え、五十日(ごとおび)のドル買いが入ったことから水準を上げ、1ドル108円80銭近くまで浮上。

さらに、午後に入ると中国の環球時報が米中は第一段階の合意が非常に近いとの報道をしたことから、ドル円は1ドル108円89銭まで上昇した。

その後は買い一服となったものの、欧州時間に入ってからは欧州株高が支援材料となり、ドル円は1ドル108円90銭台まで浮上。

ニューヨーク時間に入ると米国の経済指標が発表され、10月のシカゴ連銀全米活動指数の悪化がドル売りを誘ったものの、11月のダラス連銀製造業活動指数が事前予想を上振れたことで、再びドル買い地合いに。

また、米中貿易協議の第一段階の合意が近いとの報道が相次いだことも後押しし、ドル円は1ドル108円98銭まで浮上した。

ただ、米10年債利回りの低下が重しとなったため、その後は伸び悩んだ。
最終的にドル円は、1ドル108円86銭~108円96銭で推移した。

ナスダック指数は1.32%高、S&P500は0.75%高。
NYダウの上昇と米中貿易協議に関する報道を受け、本日の日経平均株価は投資家のリスクオフ姿勢の後退から、上昇基調になることが考えられる。

ただ、買いが一服すると利益確定売りに押され、伸び悩む可能性が高い。
とはいえ、下値は堅く、堅調に推移するものと考えられる。

本日のトレンドニュース

TBSは持ち合い株売却で増配を、ホワイトボックスが要求-FT紙【bloomberg】

ヘッジファンドのホワイトボックス・アドバイザーズは東京放送(TBS)ホールディングス取締役会に対し、持ち合い株を売却することで配当を増やし、株主資本利益率(ROE)を高めるよう21日付の書簡で求めた。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)がホワイトボックスの株式担当責任者、サイモン・ワックスリー氏を引用して報じた。

TBSのグループの純資産価値(NAV)に関する開示強化を要求。
同グループとのビジネス上のつながりがない独立した社外取締役の追加も求めている。

TBSはFT紙に対し、投資家と建設的な対話を行っているとファクスでコメントした。
ホワイトボックスからの書簡についてはコメントを控えた。

キリンHD、海外再編にメド豪飲料を中国大手に売却【日本経済新聞】

キリンホールディングス(HD)は25日、傘下の豪飲料事業会社ライオン飲料を2020年中に中国の乳業大手、蒙牛(もうぎゅう)乳業に売却すると発表した。

課題だった構造改革が一段落する。規模を追うM&A(合併・買収)で失敗した過去と決別。
小規模生産のクラフトビールやファンケルとの協業など健康事業に集中する。

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
世界で最も裕福な100人の総資産が、3兆ドルに届きそうです。パウエル議長率いる米金融政策当局では、これまで尻込みしていた格差拡大という問題に踏み込もうとする動きが出てきました。ハト派で知られるミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、富の再配分において当局は役割を担えると主張しています。以下は一日を始めるにあたって押さえてお...

本日のピックアップ銘柄

セコム【9735】

セコムは、今期2Q時点でのセキュリティ契約件数の伸びが過去の2Qと比較して鈍化している。

ただ、高付加価値商品による単価アップが貢献し、今1Qでの営業増益率は前年同期比0.9%増だったのが、2Qの営業増益率は同2.8%増と増益率が拡大している。

先行費用が増加している中での増益率アップはポジティブ。来期は東京オリンピックの恩恵を受け、好業績が期待できる。

また、先行投資の増加も来期で一巡するとみられるが、その後は先行投資効果の成果が期待できる。印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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