本日の相場見通し(2020年1月10日)

2020年1月10日の相場解説

1月9日の日経平均株価は、前日にトランプ米大統領が行った演説で、イランに対し軍事的は反撃を行うことに言及しなかったことから、米国とイランの軍事衝突リスクが後退したとして、市場はリスクオンムードに。

日経平均株価は一時550円超値を上げる展開となった。

そのため、日経平均株価は前日比535円11銭高の23,739円87銭で取引を終えた。

情報・通信、電気機器、海運が強く、鉱業、石油・石炭が軟調だった。

一方、NYダウは、米国とイランの軍事衝突の可能性が後退したことや、中国の高峰報道官が13日~15日に訪米し、米中貿易協議の第一段階の合意文書に署名することを明らかにしたことが好感され、続伸。

幅広い銘柄が買われた。

最終的にNYダウは前日比211.81ドル高の28,956.90ドルで取引を終えた。

ドル円は、米国とイランの軍事衝突の可能性が後退したことから、リスク回避の円買いが縮小。

1ドル109円10銭台での推移が続いた。

その後、東京株式市場がスタートし、日経平均株価が上昇幅を拡大すると、円売り優勢に。

ドル円は1ドル109円20銭台まで水準を上げた。

欧州勢が参加すると、さらに円安が進み1ドル109円30銭台に。

ロンドン時間中には1ドル109円49銭まで上昇したが、ペンス米副大統領が「米国はイランに対し最大限の圧力をかけ続ける」と発言したことから伸び悩み、1ドル109円35銭まで水準を下げた。

しかし、その後も底堅い動きが続き、ドル円は再び1ドル109円40銭台まで水準を上げる展開に。

欧州時間に入ってももみ合いが続いたが、その後は徐々に値を上げ、1ドル109円58銭まで上昇。

ニューヨーク時間に入ってからもドル円は堅調な地合いが続き、1ドル109円50銭近辺で推移したが、米30年債入札の結果が好調だったことから米長期金利が低下したため、ドルは売り優勢に。

そのため、ドル円は11月も従来の6.7万人から12.4万人に上方修正されたことが好感され、ドル円は1ドル109円39銭まで下落した。

しかし、NYダウが過去最高圏で推移していることから、ドル円も底堅く推移し、再び1ドル109円50銭台に浮上。

最終的にドル円は、1ドル109円47銭~109円57銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、昨日のNYダウの好調と、1ドル109円台半ばまで進んだ円安が株価上昇材料となるものの、東京市場は明日から三連休に入るため、いったんポジションを解消する動きがみられると考えられる。

そのため、このことが日経平均株価の下押し材料となり、上値の重い展開になるだろう。

 

本日のトレンドニュース

FRB、今年は金利維持の可能性=シカゴ連銀総裁【ロイター】

米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は9日、2020年に現行の米金融政策に変更はない可能性があると語った。

さらに、金利は現時点で景気を支援する上で適切な水準にあり、米景気が想定以上に減速しない限り、金利変更を支持しないとの認識を示した。

エバンズ総裁は討論会で「米連邦準備理事会(FRB)が年内金利を変更しない可能性があると想定している」とし、現行の金融政策スタンスを「非常に快適」と感じていると述べた。その後、記者団に対し「景気減速を招く状況が発生、もしくはそれ以上に悪い状況に陥れば、何らかの対応に迫られる可能性はある。しかし、そのような状況は予想していない」と語った。

討論会では、エバンズ総裁は米経済は非常に良好な状況にあるとの認識を示したほか、米雇用の伸びは時間につれ鈍化し、インフレ率は今年1.9%に到達しFRBの目標に近付くとの見通しを示した。

また、「第1段階」の米中通商合意は、経済を巡る不透明性を解消する可能性を秘めていると述べた。

FRB、今年は金利維持の可能性=シカゴ連銀総裁
米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は9日、2020年に現行の米金融政策に変更はない可能性があると語った。さらに、金利は現時点で景気を支援する上で適切な水準にあり、米景気が想定以上に減速しない限り、金利変更を支持しないとの認識を示した。

 

タカタ製エアバッグ1000万個交換、リコール手続き完了へ【日本経済新聞】

2017年に経営破綻したタカタの管理会社TKグローバルは9日までに、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)に約1000万個のエアバッグ部品の再交換を申請した。

事故原因となったインフレーター(ガス発生装置)を新式のものに交換する。

今回の再交換で14年から続いてきたタカタ製エアバッグのリコール(無償回収・交換)手続きが一段落する。

タカタ製の欠陥エアバッグは乾燥剤に用いた硝酸アンモニウムの経年劣化でインフレーターが異常破裂し、世界で25人以上が死亡した。

タカタはリコールに当たって同じ設計の新しい部品との交換を申し出たが、19年末までに安全性を証明できなければ硝酸アンモニウムを使わない新式の部品に再交換することになっていた。

ホンダなど一部の車メーカーは再交換の手続きを自主的に始めている。

タカタは経営破綻後に中国系のジョイソン・セイフティ・システムズに買収された。

現在はリコールの管理会社しか残っておらず、交換費用は車メーカーが負担する見通しだ。

タカタ製エアバッグ1000万個交換、リコール手続き完了へ
【ラスベガス=中山修志】2017年に経営破綻したタカタの管理会社TKグローバルは9日までに、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)に約1000万個のエアバッグ部品の再交換を申請した。事故原因となったインフレーター(ガス発生装置)を新式のものに交換する。今回の再交換で14年から続いてきたタカタ製エアバッグのリコール(無...

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
米国株は最高値を更新。米国とイランは自制を示しているとの見方が広がりました。「地政学的な問題を受けて少しでも相場が下がったら、そこに積極的な買いが入っているようだ」との声が聞かれます。金曜日は米雇用統計の発表。紛争リスクが後退すれば、焦点は再び実体経済へと移る可能性があります。以下は一日を始めるにあたって押さえておきた...

 

本日のピックアップ銘柄

ニトリホールディングス【9843】

ニトリホールディングスの2020年2月期3Qは増収増益。

国内は堅調に推移している。

同社株のさらなる株価上昇に必要なのが、海外事業である。

中でも、中国は店舗数も多いため、中国事業の成長が同社のさらなる成長に必要不可欠である。

懸念されるのは、10月に引き上げられた消費増税の影響や今年の暖冬。

中国事業については、現時点では全体の業績をけん引する状態になっているとは、現時点では判断できない。

ただ、国内の堅調地合いは今後も続くとみられ、底堅く成長すると考えられる。

中国事業が全体の業績をけん引する状態になったと確認できる前に株価が上昇するとすれば、金利低下などにより住宅着工件数が増加した場合だろう。

印象としてはニュートラル。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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