本日の相場見通し(2020年1月15日)

本日の相場

2020年1月15日の相場解説

1月14日の東京株式市場は前日のNYダウの上昇と円安進行を受け、終始、買い優勢となった。

そのため、日経平均株価は前週末比174円60銭高の24,025円17銭で取引を終えた。

鉄鋼、電気機器、情報・通信が強く、石油・石炭、鉱業、パルプ・紙が軟化した。

NYダウは、この日決算発表があった会社の決算内容を好感した買いが入り、上昇。

しかし、午後に米政府が発動済み対中制裁関税を今年秋の米大統領選後まで維持する可能性が高いとの報道があると、上げ幅を縮める展開となった。

最終的にNYダウは前日比32.62ドル高の28,939.67ドルで取引を終えた。

ドル円は、米政府が中国の為替操作国認定を解除したことが好感され、東京時間の序盤から、円安地合いに。

東京株式市場がスタートすると、日経平均株価が前週末比プラスで推移したことを受け、1ドル110円台まで浮上した。

仲値近辺で実需筋のドル買いが入ったことにより、ドル円はさらに上昇し、1ドル110円20銭台を付けたが、その後は利益確定売りによりいったん軟化し、1ドル110円10銭を割り込んだ。

後場に入ると日経平均株価が24,000円割れとなったことや、米10年債の上昇幅が縮小したことから、円売りは一服。

1ドル110円00銭近辺でもみ合いとなった。

その後、中国株がマイナスで取引を終えたことから、欧州勢が参入する時間帯になると、ドル円は再び1ドル109円台に。

欧州株が軟調な中、ポジション調整の円買いが入ったため、1ドル109円89銭まで軟化する場面もあったが、再び1ドル110円近辺で推移するなどもみ合いが続いた。

ニューヨーク時間に入ると、12月の米消費者物価指数が発表され、事前予想の前月比+0.3%を下回る同+0.2%となったことが懸念され、1ドル109円90銭台に。

さらに、米政府が発動済みの対中関税を米大統領選挙後まで維持するとの報道を受け、ドル円は1ドル109円80銭台まで弱含んだ。

最終的にドル円は、1ドル109円95銭~109円99銭で推移した。

本日の日経平均株価は、米中貿易協議の第一段階の合意署名を控えている一方で、発動済みの対中関税を米大統領選後まで引き下げないとの報道が重しとなりそうだ。

また、昨日、24,000円台に乗せる場面で押し戻されたこともあって、売り優勢になる可能性が高い。

本日のトレンドニュース

対中関税は大統領選後まで維持、引き下げは署名後の順守次第-関係者【Bloomberg】

中国からの輸入品に米国が現在課している関税は、11月の米大統領選挙が終わるまで維持される可能性が高く、引き下げの有無は中国による第1段階合意の順守状況次第だと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

米中は15日にワシントンで、この第1段階の合意書に署名する予定。

その署名から10カ月を経過してから、米国は進展状況を検証し、その結果次第で現在3600億ドル(約39兆5900億円)相当に課している関税が引き下げられる可能性があるということで、両国は理解しているという。

部外秘情報であることを理由に、同関係者が匿名を条件に語った。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-14/Q441RZDWRGG201

米消費者物価:コア指数の伸び予想下回る-住居費や中古車が低調【Bloomberg】

米労働省が発表した2019年12月の消費者物価指数(CPI)統計では、基調的なインフレの指標が市場予想を下回る伸びにとどまった。

住居費の上昇減速が一因。

物価圧力は抑制されているとする米金融当局の見解を裏付けた。

インフレは比較的抑制されているものの、コア指数は通年ベースで2.3%上昇と、2007年の2.4%上昇以来の高い伸びとなった。

12月はCPI全体の約3分の1を占める住居費が0.2%上昇と、前月の0.3%上昇から減速。

前年同月比では3.2%上昇と、昨年1月以来の小幅な伸びにとどまった。帰属家賃および家賃はいずれも前月比で0.2%上昇。

中古車・トラックの価格が前月比0.8%低下したことも、CPIの抑制要因となった。

前年同月比では0.7%低下し、18年9月以来の大幅な下げとなった。

家庭用品関連の価格は前月比0.4%低下し、5年ぶりの大幅なマイナス。航空運賃は3カ月連続で下げた。

一方、エネルギー価格は前月比1.4%上昇。ガソリンが2.8%伸びた。
食品は0.2%上昇。

医療費は0.6%上昇した。

被服費は0.4%上昇で、5カ月ぶりの大幅な伸び。

新車価格はプラスに転じた。

労働省が別に発表したインフレ調整後の実質平均時給は前年同月比0.6%上昇。

前月は1.1%上昇だった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-14/Q43MUTDWRGG101

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
7兆ドル(約770兆円)の巨人が動き始めました。ブラックロックが気候問題で発した警告が投資に変化を起こせば、企業や社会も変わるかもしれないとの期待がある一方で、保有資産の変更はベンチマークに左右されるため容易ではないとの見方も出ています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

本日の銘柄ニュース

ダイト【4577】

ダイトの2020年5月期2Qは増収増益。

売上高が前年同期比15.4%増、営業利益が同21.6%増と2桁増益。

進捗率は売上高が53.5%、営業利益が60.2%。

営業利益に関しては、高進捗。

ただ、4月に2年に1回の薬価改定が予定されているため、会社予想は慎重。

原薬は消炎鎮痛剤原薬等のジェネリック医薬品向け原薬が販売増となった他、仕入れ商品の一部品目の販売増により、増収。

製剤は自社開発ジェネリック医薬品の販売、医療用医薬品における新薬や長期収載品の製造受託の販売増により増収。

中でも、2Qからスタートした高薬理製剤の受託製造販売が好調だったことが増収のけん引役となったと考えられる。

これにより、健康食品の売上減を吸収。

4Qの薬価改定が控えているため、その影響を確認する必要があるが、2Q時点では、会社計画を上回る進捗であると考えられる。

印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

おススメの証券会社

本日の相場
投資塾~今から始める株のお話~
タイトルとURLをコピーしました