本日の相場見通し(2020年1月27日)

2020年1月27日の相場解説

1月27日の日経平均株価は、前日のNYダウが下げ幅を縮めたことから、序盤は買い戻し優勢となった。

来週からの決算発表を前に、好業績が期待される銘柄への買いも入ったが、週末前ということもあって、買いポジションを解消する動きもあり、もみ合いが続いた。

そのため、日経平均株価は前日比31円74銭高の23,827円18銭と小反発して取引を終えた。

不動産、空運、陸運が強く、保険、証券・商品先物取引、海運が軟化した。

 

また、同日のNYダウは、序盤こそ好決算の銘柄に買いが入ったものの、米国内で2人目となる新型肺炎の感染者が発表されたことや、3人目の感染者も確認する見込みとの報道があったことから、下落。

一時316ドルもの下落幅まで拡大した。

しかし、ボーイングの「737MAX」に関し、今年半ばよりも前に運航再開が承認できる見通しとの報道があったことから、ボーイング株が上昇。

これにより、NYダウは下げ幅を縮めたため、NYダウは前日比170.36ドル安の28,989.73ドルで取引を終えた。

 

一方、ドル円は、前日のニューヨーク市場からの流れを引き継ぎ、東京時間中は引き続きリスク回避の円買いが優勢となった。

東京株式市場がスタートし、日経平均株価がプラス圏で始まると1ドル109円58銭まで浮上したが、日経平均株価が上昇幅を縮小し、マイナス圏に沈むと1ドル109円40銭台まで軟化した。

その後は1ドル109円50銭台でもみ合いが続いたが、ロンドン時間に入ると欧州株が堅調に推移したことから、1ドル109円65銭近辺まで上昇。

その後も1ドル109円60銭台で推移したが、ニューヨーク時間に入り発表された米1月製造業PMIが事前予想を下回る51.7となったことがドル売りを誘った。

さらに、米疾病対策センターが、米国内で新型肺炎の2例目を確認し、米国内での3例目を確認する見込みとの報道を受け、NYダウが316ドル下落。

市場のリスク回避姿勢が強まったため、債券価格が上昇。

米10年債利回りが1.68%台まで低下したことから、ドル円は1ドル109円17銭まで軟化した。

その後、やや買い戻されたが、上値は重く、ドル円は1ドル109円22銭~109円32銭で取引を終えた。

 

この休日に新型肺炎の感染拡大が続いたことから、先週末に引き続き、市場のリスク回避姿勢が強まるものと考えられる。

売りが強まることに加え、円高が進行したことも重しとなり、本日の日経平均株価は下落しやすいだろう。

日経平均株価の下落により円高がさらに進めば、それがさらなる下押し材料となり、日経平均株価は下げやすい地合いが続くと考えられる。

 

本日のトレンドニュース

イギリスEU離脱法案成立今月31日に離脱へ【NHK】

イギリスではEU=ヨーロッパ連合からの離脱に必要な関連法案が成立しました。

来週開かれるヨーロッパ議会で承認を得たうえでイギリスは今月31日にEUから離脱することになります。

イギリスではEUからの離脱に必要な関連法案が22日に上院を通過して議会での手続きがすべて終わり、エリザベス女王の裁可を経て23日、成立しました。

イギリスは2016年に行われた国民投票以来、EUからの離脱の是非をめぐって、社会が大きく分断し、当初、去年3月に予定されていた離脱は3回にわたり延期されました。

しかし去年12月に行われた総選挙で、速やかな離脱を訴えた与党・保守党が圧勝し、議会下院で過半数の議席を獲得したことで、離脱のために必要な関連法案の議会での審議がスムーズに進み、総選挙後に新たに始まった議会で、審議の開始からほぼ1か月で法案が成立しました。

これで離脱に必要なイギリス側の手続きはほぼ終了し、来週行われるEUの議会での承認を経て、イギリスは今月31日にEUから離脱することになります。

エラー|NHK NEWS WEB

 

中国武漢行きの航空便欠航三国志ツアーも中止【NHK】

中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が広がっていることから、成田と武漢を結ぶ航空便の欠航や日本からのツアーの中止などの影響が出てきています。

新型コロナウイルスによるとみられる肺炎が中国で広がり、最も状況が深刻な武漢では日本時間の23日午前11時から現地を離れる航空便などの運航が当面、停止される事態となっています。

これ以前の午前10時ごろに現地を出発した中国東方航空の便が、午後1時すぎに成田空港に到着し、マスクを着用した観光客などがターミナルに姿を見せました。

春節に伴って休みをとり、日本を観光するために訪れた20歳の女子大学生は、武漢の様子について「人の往来が少なく、少し不安を感じていました。

現地では手を洗ってマスクを着け、あまり出歩かないようにしていました」と話していました。

家族3人で長野県にある夫の実家に行くという26歳の女性は「子どもが肺炎を移されるのが心配で、飛行機に乗っているときはずっとマスクを着けていました。帰りの便を予約していますが、予定どおりに運航するか分からず、帰国できない場合は別の方法を考えなければなりません」と話していました。

中国の春節に伴う大型連休は24日から始まり、多くの観光客などが日本を訪れるとみられるため、成田の検疫所は引き続き、体の表面の温度を示すサーモグラフィーによる確認を入国するすべての人を対象に実施するとともに、せき止めや解熱剤を服用している場合も検疫官に申し出るよう呼びかけています。

エラー|NHK NEWS WEB

 

メルカリがスマホ決済のOrigami買収事業統合へ【NHK】

フリマアプリ大手のメルカリはスマートフォン決済を手がける子会社を通じて、同じスマホ決済のOrigamiを買収すると明らかにしました。

スマホ決済は相次ぐ事業者の参入で乱立状態になっていますが、生き残りに向けた再編の動きになります。

発表によりますと、メルカリの子会社でスマホ決済サービスを手がけるメルペイは同じスマホ決済サービスのOrigamiの株式すべてを取得し買収するということです。

株式の取得は来月25日を予定していますが、買収金額は公表されていません。

スマホ決済サービスを4年前に始めたOrigamiはこの分野の草分け的な存在で、現在は全国の19万か所で利用することができます。

一方、メルペイはフリマアプリの売り上げをそのままコンビニなどでの支払いに使えるのが特徴で、170万か所で利用できるとしています。

両社のスマホ決済のサービスは買収後、一定の周知期間を経てメルペイに統合するということです。

スマホ決済は相次ぐ事業者の参入で乱立状態になっていますが、生き残りに向けた再編の動きになります。

また、メルカリは23日、信用金庫の全国組織にあたる信金中央金庫と業務提携を結び、今後、地域の中小の小売店などに共同でサービスの導入を働きかけることも決めました。

エラー|NHK NEWS WEB

 

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【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース
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本日の銘柄ニュース

竹内製作所【6432】

竹内製作所は、昨年10月の台風でサプライヤーが被災したため、同社の株価は低迷が続いた。

しかし、3Q決算にて台風の影響が軽微なものに留まったことや、部品調達の購買体制が構築されつつあること、代理店との値上げ交渉を行っていることが確認された。

また、欧米において小型建機の需要が堅調であることから、サプライヤーからの部品調達が正常化し、部品調達の購買体制が進み、かつ、値上げが実現すれば、2021年2月期には再び業績が改善し、成長軌道に乗ると考えられる。

そのことを踏まえた上で同社株を確認すると、割安であると考えられる。

印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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