本日の相場見通し(2020年2月3日)

2020年2月3日の相場解説

1月31日の日経平均株価は、新型肺炎の感染拡大への懸念が後退し、前日のNYダウが終盤プラス圏に浮上したことを受け、買い戻し優勢に。
前場には一時400円超上昇した。
しかし、上値は重く、その後は上げ幅を縮小。
日経平均株価は前日比227円43銭高の23,205円18銭で取引を終えた。
鉄鋼、不動産、医薬品、水産・農林が強く、海運、その他製品が軟化した。

また、同日のNYダウは、新型肺炎の感染拡大により、米国の経済成長に悪影響を及ぼすとの見方が広がったことから、下落した。
さらに、新型肺炎の感染拡大が中国経済に与える影響も懸念され、原油価格が下落。
米株式市場では、エネルギー関連銘柄が売られた。
そのため、NYダウは大幅下落し、前日比603.41ドル安の28,256.03ドルで取引を終えた。

一方、ドル円は、東京時間は日経平均株価が一時400円超高となったことから、円安地合いに。
1ドル109円14銭まで円安が進んだ。
また、月末設定の投信のドル買いも円安を後押しした。
ただ、米国が中国への渡航自粛を呼び掛けていることや、ボルトン前大統領補佐官の弾劾裁判招致に関し、複数の共和党議員が賛成票を入れる可能性が浮上していることが上値抑制要因となり、1ドル109円05銭近辺まで下落。
午後に入ってもドル円は堅調に推移し、1ドル109円10銭をにらんだ展開に。
その後はもみ合いとなった。
しかし、ロンドン時間に入ると、新型肺炎の感染拡大を受けた欧州株安やNYダウの下落、米10年債利回りの低下を受け、ドル円は1ドル108円89銭まで軟化。
ニューヨーク時間では、NYダウが250ドル超下落したことや、1月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が事前予想の48.8を下回る42.9となったことが懸念され、1ドル108円75銭まで円高が進んだ。
さらに、米国で新型肺炎の新たな感染者が見つかったとの報道がされたことや、中国向けの売上の大きな米建設大手キャタピラーの決算内容や見通しが弱いことも相場の懸念材料となった。
その結果、NYダウが一時500ドル超下落すると、円高がさらに進行し、1ドル108円31銭まで水準を下げた。
その後も上値の重い展開が続き、ドル円は1ドル108円27銭~108円37銭で取引を終えた。

本日のニュース

米石油掘削リグ稼働数、3週間ぶりに減少=ベーカー・ヒューズ【ロイター】

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した1月31日までの週の国内石油掘削リグ稼働数は、前週比1基減の675基で、3週間ぶりに減少した。
生産業者は2020年、新規掘削への支出を2年連続で削減する計画を示している。
前年同期の稼働数は847基。
米石油掘削リグ稼働数は1月は減少。
過去14カ月のうち13カ月で減少した。
昨年12月は増加していた。
エネルギー価格が低迷する中で株主はリターン改善を求めており、独立系の探査・生産会社は新規掘削への支出を削減。
2018年は増加していたリグ稼働数は、19年には減少に転じた。
リグ稼働数が昨年減少したにもかかわらず、米国の石油生産は増加が続いている。
ただ、生産の増加ペースは今後、鈍化するとみられる。
https://jp.reuters.com/article/usa-rigs-baker-hughes-idJPL4N2A100M

としまえん閉園検討跡地に“ハリポタ”テーマパークの交渉も【NHK】

東京の遊園地で90年を超える歴史を持つ「としまえん」が段階的に閉園し、跡地に東京都の公園や、小説や映画が世界的に人気の「ハリー・ポッター」のテーマパークを整備する交渉が進められていることが関係者への取材で分かりました。
東京練馬区にある「としまえん」は、22ヘクタールの敷地にアトラクションやプール、スケートリンクなどを備えた首都圏有数の規模の遊園地で、現在は西武グループが運営しています。
この「としまえん」について、西武グループが、段階的な閉園を検討していることが関係者への取材で分かりました。
跡地の大半は東京都が買収して、災害時の避難場所にもなる大規模な公園を整備するほか、残りの土地には、アメリカの企業グループの「ワーナー・ブラザース」が、小説や映画が世界的に人気の「ハリー・ポッター」のテーマパークを建設する交渉が関係者の間で進められています。
交渉は、ことし春までに成立する可能性があり、合意すれば、大正15年に開園し、東京郊外を代表する遊園地として親しまれてきた「としまえん」は、90年を超える歴史に幕を閉じることになります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200203/k10012270111000.html

世界陸連、ナイキの厚底靴を容認-厚さ40ミリ超は禁止など新ルール【Bloomberg】

米ナイキのスポーツシューズ「ヴェイパーフライ」は五輪などの国際大会での使用が認められた。ワールドアスレティックス(世界陸連)が1月31日に判断を下した。
世界陸連は同時に、「最近のシューズの技術発達でスポーツの公正さが脅かされかねないとの懸念が生じる十分な兆候がある」として、シューズの構造で幾つかの新たな制限を公表。
さらに制限が必要か研究を続けるとしている。
世界陸連はシューズに炭素繊維の複数のプレートが入っているものは認めず、靴底の厚さは40ミリを超えてはならないとの新たなルールを示した。
ナイキの市販されているヴェイパーフライは2つの基準を満たしている。
男子マラソンの世界記録保持者、エリウド・キプチョゲ選手が最近使用した試作品が新ルールの下で認められるかは明確でない。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-01/Q50A42T0G1L901

●【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
新型コロナウイルスの感染拡大で春節の連休が延長されていた中国市場では、3日に取引が再開されますが、同国株式・通貨の下落はほぼ不可避だとみられています。問題はS&P500種株価指数が最高値から3%余り下げている米株式相場がどの程度、踏みとどまれるかだと言えそうです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュー...

本日の銘柄ニュース

エフピコ【7947】
2020年3期3Qは、売上高1,444億円(前四半期比2.5%増)、営業利益128億円(前四半期比10.1%増)となった。
なお、3Q単独の営業利益は57億円(同4%増)
1Q(同21.1%増)、2Q(同15.2%増)に比べ増益幅が縮小したことが悲観視され、短期的な株価の下落原因になると考えられるが、増益基調は不変と考えられる。
スプレッドの拡大と出荷数量の増加が営業増益となった。
同社オリジナル製品の売上高は3Q単独で226億円(同2%増)、3Q累計で646億円(同5%増)。
スーパーやCVSでリサイクル食品容器の取扱いを増やす動きが奏功したとみられる。
なお、同社は病院、介護施設、宅配など季節性の影響を受けにくい分野での取り扱いに力を入れており、例年収益が減少する4Qに関し、今期は比較的に堅調に推移すると考えられている。
また、単身世帯、高齢者世帯の増加により中食市場が拡大傾向にあることや、同社がマテリアルリサイクルを推進していることから、今後も成長が期待できる。
印象としては、ポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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