本日の相場見通し(2020年2月19日)

2020年2月19日の相場解説

2月18日の日経平均株価は、前日に米アップルが「1月~3月期の売上高ガイダンスを達成すると予想していない」と、新型肺炎の感染拡大の影響から売上高の見通しに慎重な姿勢を示したことや、米国が中国に対する新たな貿易規制として、半導体製造機器の使用を制限すると報じられたことから、軟調に。

一時前日比400円近く下落する場面もあった。

また、アジア株やNYダウ先物が下落し、円高方向に振れたことも日経平均株価の押下げ要因となった。

そのため、日経平均株価は前日比329円44銭安の23,193円80銭で取引を終えた。

空運が強く、電気機器、金属製品、機械、情報・通信が軟化した。

 

また、同日のNYダウは、アップルが新型肺炎の影響で、売上高が未達となる可能性が高いと発表したことを受け、続落。

ただ、株価の下値は堅く、フェイスブックやアマゾン・ドット・コムなど業績への期待感の強い銘柄が買われたことが下支え要因となり、ナスダック総合指数は前週末比1.56pt高の9732.74で取引を終え、2営業日連続で終値での最高値を更新した。

最終的にNYダウは前週末比165.89ドル安の29,232.19ドルで取引を終えた。

 

一方、ドル円は、東京時間の序盤は1ドル109円80銭台で小動きに。

東京株式市場がスタートすると、日経平均株価が下落したことからドル円は円高に振れ、

1ドル109円60銭台まで下落した。

円買いが一巡するとドル円は1ドル109円70銭台に戻したが、その後は上値の重い展開が続いた。

欧州勢が参入する時間になると、米NYダウ先物が下落したことから、ドル円は再び1ドル109円60銭台に下落。

NYダウ先物の下落や米10年債利回りの低下が一服すると1ドル109円70銭台に浮上したが、上値の重い状態が続いた。

ニューヨーク時間に入ると、この日発表の2月ニューヨーク連銀製造業景況指数が発表され、事前予想の+5.0を大きく上回る+12.9となったことが好感され、ドル買い地合いに。

昨年5月以来で最高となる数値になったことから、米10年債利回りやNYダウは下げ幅を縮め、ドル円は1ドル109円90銭台まで浮上した。

しかし、その後発表された米2月NAHB住宅市場指数が事前予想の75に対し74と下回ったことから、ドル買いが後退。

また、NYダウが再び下下幅を拡大したため、1ドル109円80銭を割り込む水準まで円高が進んだ。

しかし、リスク回避の動きが一服すると、ドル円は再び1ドル109円90銭まで浮上した。

最終的にドル円は、1ドル109円82銭~109円92銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、前日の米国市場でナスダック総合指数が2営業日連続で終値での最高値を更新したことが好感されるだろう。

日経平均株価が続落していたことから、反動で買いが入る可能性があるが、新型肺炎拡大への懸念が相場の重しとなり、上値は重くなりやすいと考えられる。

本日のトレンドニュース

NY連銀製造業指数、2月は12.9に上昇-昨年5月以来の高水準【bloomberg】

ニューヨーク連銀製造業景況指数は2月に伸びが加速し、昨年5月以来の高水準となった。

受注と出荷の大幅上昇が寄与した。

2月のNY連銀製造業景況指数は12.9。

1月は4.8だった。

サブ指数のうち新規受注は2017年9月以来の高水準に、出荷は18年以来の高水準へとそれぞれ上昇した。

指数はゼロを上回ると活動の拡大を示す。

景況指数はブルームバーグがまとめたエコノミスト予想で、前月(4.8)から小幅上昇の5.0が見込まれていた。

NY連銀製造業指数、2月は12.9に上昇-昨年5月以来の高水準
ニューヨーク連銀製造業景況指数は2月に伸びが加速し、昨年5月以来の高水準となった。受注と出荷の大幅上昇が寄与した。

 

トランプ氏、対中貿易制限に難色「中国に米製エンジン売却を」【ロイター】

トランプ米大統領は18日、中国に対する貿易制限を非難し、国家安全保障を「口実」にして外国による米製品の購入が困難になることはないと述べた。

ロイターは15日、米政府が米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)による中国商用飛機(COMAC)CMAFC.ULの旅客機「C919」へのエンジン供給について、販売許可の更新を却下すべきかどうか検討していると報じた。

GE製エンジンのほかにも、米ハネウェル・インターナショナル(HON.N)による飛行制御システムなどの部品の販売を制限する可能性について検討が行われているという。

トランプ大統領はツイッターで「国家安全保障を常に口実として用いることを含め、米国が米製品を購入している外国との取引を難しくするような国になることはあり得ないし、なるつもりもない」と指摘。

「例えば、世界で最高の米国製ジェットエンジンを中国に購入してもらいたい」と述べた。

トランプ大統領は具体的な貿易制限に関して言及しなかった。

ホワイトハウスは現時点でコメント要請に応じていない。

トランプ氏、対中貿易制限に難色 「中国に米製エンジン売却を」
トランプ米大統領は18日、中国に対する貿易制限を非難し、国家安全保障を「口実」にして外国による米製品の購入が困難になることはないと述べた。

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
力強い業績内容を先月発表し、昨年初めの「アップルショック」を完全に振り払ったかにみえたアップル。新型ウイルスの影響で1-3月に売上高目標を達成できない可能性を示したことは、それだけに投資家心理を暗くしました。連休明けの米市場でも、サプライヤーの株価が軒並み下落しています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本...

 

本日のトレンド銘柄ニュース

日清製粉グループ本社【2002】

日清製粉グループ本社は、2019年に海外事業の低迷が原因で株価が下落。

しかし、米国製粉事業は、業界全体で生産能力を削減する動きが出ていることから、需給が改善するとみられるため、2020年3月期4Qから業績回復が期待できる。

また、EPA-E事業の利益成長が継続すると考えられ、インドイースト事業については、2022年3月期以降に利益貢献する可能性がある。

しかし、現状の株価にはこのことが反映されていないと考えられるため、割安水準にある。

印象としてはポジティブ。

 

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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