本日の相場見通し(2020年2月26日)

2020年2月26日の相場解説

2月25日の東京株式市場は、前日の米国市場でNYダウが大幅下落したことを受け、全面安に。
前場には1,000円超下げる場面もあった。
最終的に日経平均株価は前営業日比700円13銭安の22,686円61銭で取引を終えた。
33業種の全てが下落したが、とりわけ、海運、金属製品、証券・商品先物、鉱業、非鉄金属、鉄鋼の下落幅が大きかった。
また、同日のNYダウは、新型肺炎が欧州諸国でも感染者が確認されたことが嫌気され、続落。
朝方は買い戻しの動きがあったが、投資家のリスク回避姿勢が強まったことから、大幅に下落し、一時前日比963ドル安まで下落する場面もあった。
最終的にNYダウは、前日比879.44ドル安の27,081.36ドルで取引を終えた。

一方、ドル円は、東京時間の序盤は1ドル110円80銭台まで円安が進む場面もあった。
東京株式市場がスタートし、日経平均株価が一時1,000円超下落すると、ドル円は円売り優勢に。
また、NYダウ先物がプラス圏に浮上したことも後押しし、1ドル111円04銭まで浮上した。
その後、円売りが一服すると、ドル円は米10年債利回りの上昇幅が低下したことを受け、1ドル110円70銭台まで軟化。
終盤、ドル円は1ドル110円80銭台まで浮上する場面もあったが、欧州勢が参加する時間になると、再びリスク回避の円買いが強まり、ドル円は1ドル110円50銭台に。
ロンドン時間に入ると欧州株が全面安となったことから、1ドル110円40銭台を割り込んだ。
ニューヨーク時間に入るとドル円はいったん下げ止まり、さらに、この日発表の12月FHFA住宅価格指数が事前予想の前月比+0.4%を上回る同+0.6%となったことから、1ドル110円60銭台まで浮上したが、NYダウがプラス圏からマイナス圏に転落したことで、1ドル110円30銭台まで軟化した。
また、この日発表の2月の米消費者信頼感指数が事前予想の132.5を下回る130.7となり、1月も131.6から130.4に下方修正された上、2月の米リッチモンド連銀製造業指数が事前予想の10を大幅に下回る-2となったことも、ドル円の重しとなった。
さらに、NYダウが下げ幅を拡大し、963ドル安下げる場面もあると、1ドル109円89銭まで円高が進んだ。
最終的にドル円は、1ドル110円16銭~110円26銭で推移した。

本日の日経平均株価は、前日のNYダウが大幅続落となったことを受け、売り優勢になるとみられる。
為替も1ドル109円台を一時付けるなど円高になっていることから、日経平均株価も大幅続落する可能性があるだろう。

本日のトレンドニュース

米経済、新型肺炎に耐性 FRBはパニック的に動かず=カドロー氏【ロイター】
カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は25日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に起因するいかなる阻害要因にも米経済は耐えられるとの認識を示した。
カドロー氏はCNBCのインタビューで、米国内では新型ウイルスはしっかりと制御されていると指摘。
感染拡大に対応し連邦準備理事会(FRB)が利下げに傾くとの観測が市場で出ていることについて、「FRBがパニック的に動くということは聞いていない」と述べた。
https://jp.reuters.com/article/kudlow-coronavirus-idJPKBN20J2PX

トイレも自動車も衣料品も 新型肺炎で出始めた販売遅れ【朝日新聞】
新型コロナウイルスの感染拡大が、日本国内での商品の販売に影響を及ぼし始めた。
中国での工場生産の停止や物流の混乱を受け、自動車の納車が遅れたり、衣料品の販売が延期されたりする事態が相次いでいる。
「納期遅れが徐々に出始めている。影響がこれからいろいろ出るのでは」
ホンダ系の販売会社社長で日本自動車販売協会連合会会長の加藤和夫氏は25日の記者会見で懸念を示した。
ホンダが7年ぶりに全面改良して14日に発売したばかりの小型車「フィット」の納車が一部で遅れている。
中国で製造するワイヤレス充電器の供給が不安定になったため。
主力の新型フィットだけでなく、他の複数の車種もワイヤレス充電器を追加で装着する場合は納車が遅れる見込みだ。
販売店関係者は「今のところ納車遅れはわずかだが、問題が長引けば増えるかもしれない」と話す。
住宅設備メーカーでも中国からの部品調達が滞り、受注の停止や商品の納期遅れが発生している。
パナソニックは25日、システムキッチンや全自動掃除トイレ、据え付け型食器洗い乾燥機の一部で新規受注を停止していることを明らかにした。
システムバスや照明器具などは、通常の納期で顧客に届けられない可能性があるという。
住宅設備大手のLIXIL(リクシル)でも部品調達に遅れが生じ、トイレやシステムキッチンの一部などで新たな受注に対応できず、ユニットバスなどの水回り商品を中心に納期が遅れる可能性があるという。自社ホームページで納期の遅れなどに関する告知を出した。
衣料品では、ユニクロを展開するファーストリテイリングが21日に予定していた新商品の一部の発売を延期した。
「ユニクロ U」シリーズの「ジャージーテーラージャケット」(税抜き7990円)の発売が3月初旬に、「ツイルジャージーイージーパンツ」(同3990円)の発売が今月24日にずれこんだ。中国での工場生産や物流などに遅れが生じたためとしている。
「23区」や「組曲」のアパレルブランドを扱うオンワード樫山は春夏物の一部で、「ダーバン」などを扱うレナウンも夏物などで納期遅れの可能性があるという。
若い女性に人気のブランド「サマンサタバサ」の日本事業を展開するサマンサタバサジャパンリミテッドも21日、中国の提携工場の生産が遅れていることなどを理由に、2020年2月期の純損益が従来予想の1億1800万円の黒字から19億1700万円の赤字に転落する見通しだと発表した。
https://www.asahi.com/articles/ASN2T76S9N2TULFA01L.html

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
先週は日本経済が新型コロナウイルスの悪影響を受けるとの見方から、それまで安全通貨とみられていた円が売られる展開となりましたが、この日はドルが下落。米国も「対岸の火事」では済まされないようで、ダウ工業株30種平均は一時1000ドル余り下げ、先週には最も安全とされたドルの足元も揺らいできました。以下は一日を始めるにあたって...

本日のトレンド銘柄ニュース

国際石油開発帝石【1605】

国際石油開発帝石は、2020年12月期1Q以降、ブレント原油価格がやや下がると考えられるものの、行くシスLNGプロジェクトがフル稼働になることからLNGカーゴ数が増加すると考えられる。
短期的には、新型肺炎の影響による景気減速を背景に、原油価格は下落するとみられるため、同社株は下落しやすいだろう。
だが、中長期的には業績拡大が期待できる。
新たなプロジェクトの利益が業績に寄与したり、原油価格が上昇した場合は、同社株はさらなる上昇が狙えると考えられる。
印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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