本日の相場見通し(2020年3月18日)

2020年3月18日の相場解説

3月17日の日経平均株価は、前日のNYダウが大幅上層したことから、押し目買いや買い戻しが入ったため、日経平均株価は全面高に。

しかし、NYダウ先物が下落すると、一気に売り優勢に。

取引終了間際には前日比300円超下落する場面もあった。

最終的に日経平均株価は、前日比284円98銭安の16,726円55銭で取引を終えた。

電気機器、その他製品、空運が強く、情報・通信、輸送用機器、医薬品が軟化した。

一方、NYダウは、FRBがCPの購入を、また、トランプ米大統領が国民に現金給付を含む1兆ドル規模の経済対策をまとめたことが伝わったことから、ディフェンシブ株を中心に上昇。

一時1190ドル高を付ける場面もあった。

最終的にNYダウは、前週末比1048.86ドル安の21,237.38ドルで取引を終えた。

 

東京時間のドル円は、早朝、NYダウ先物が390ドル超下落したことから、1ドル107円20銭台まで水準を下げた。

東京株式市場がスタートし、日経平均株価が上昇する一方で、ドル円は昨日のニューヨーク時間中の上昇から一服したため、利益確定売りに押される展開となった。

そのため、ドル円は1ドル107円10銭台まで水準を下げた。

午後に入り、日経平均株価が上げ幅を縮小すると、ドル円は1ドル107円05銭まで軟化。

さらに、米10年債利回りが低下し、NYダウ先物が800ドル超下落すると、ドル円は1ドル106円90銭台に。

欧州勢が参入する時間になると、1ドル106円70銭台まで下落する場面もあった。

ロンドン時間の序盤には、ドル円は1ドル107円60銭まで値を上げる展開に。

その後は伸び悩んだが、ドル円は1ドル107円30銭台で推移した。

ニューヨーク時間に入り、2月の米住宅着工件数が事前予想の150.0万戸を上回る159.9万戸となったことから、ドル買い優勢に。

さらに、対欧州通貨でドル高が進んだこともあり、ドル円は1ドル107円76銭まで上昇した。

NYダウが下落する一方でドル円はドル買いが強まったことから、1ドル108円台に。

クロス円の買い戻しが入ると、1ドル108円65銭まで強含んだ。

しかし、株安が進むとドル円は1ドル108円20銭台まで下落する展開に。

米国の大規模経済支援策を見込んだ米債券相場の下落により、米債券利回りが上昇したことが、ドル買いを誘ったため、ドル円は底堅く推移した。

最終的にドル円は、1ドル108円00銭~108円10銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、NYダウが反落したことから、軟調に推移すると考えられる。

明日からの3連休前ということも、売りを誘発しそうだ。

ただ、1ドル108円台まで回復した為替が株式市場を下支えしそうだ。

 

本日のトレンドニュース

欧州の自動車生産 ほぼ停止状態に 新型ウイルス【NHK】

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なヨーロッパでは、人の移動が制限されている影響で、自動車メーカーの間で工場の稼働を止める動きが一段と広がっていて、ヨーロッパでの車の生産がほぼストップする事態になっています。

ドイツの大手自動車メーカーBMWは18日、ヨーロッパにあるすべての工場を来月19日まで休止することを明らかにしました。

また、トヨタ自動車はイギリスとポーランド、それにチェコとトルコにある工場で稼働を取りやめると発表しました。

再開の時期は決まっておらず、すでに操業を停止しているフランスなどの工場とあわせてヨーロッパのほとんどの生産拠点が停止することになります。

さらにスズキもハンガリーの工場を、ボルボはベルギーの工場をそれぞれ止めると新たに発表しました。

ヨーロッパではすでにフォルクスワーゲンやルノー、フィアット・クライスラーなど大手各社が生産を取りやめることを決めていて、自動車の生産がほぼストップする事態になっています。

背景には従業員の通勤が難しい状況に加え、各国の移動制限による車の販売の落ち込みや部品の供給が滞っていることがあります。

自動車は部品や素材メーカーなど関連する産業が多く働く人も多いことから、生産停止が長引けばヨーロッパの経済に大きな影響が広がるおそれが高まっています。

欧州の自動車生産 ほぼ停止状態に 新型ウイルス | NHKニュース
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なヨーロッパでは、人の移動が制限されている影響で、自動車メーカーの間で工場の稼働を止め…

 

米ビッグ3、新型コロナで国内工場一時閉鎖へ=関係筋【ロイター】

米自動車ビッグスリーが新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国内の工場を一時的に閉鎖することで合意したことが18日、関係筋の話で明らかになった。

全米自動車労組(UAW)の圧力に屈した形となる。

UAWは前日、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と、新型ウイルス感染による健康被害から従業員を守るため、米国内の生産を縮小すると同時に生産現場の従業員数を制限することで合意した。

フォードは関係筋が明らかにしたことを認め、19日の業務終了後から3月30日まで米国、カナダ、メキシコの工場を閉鎖し、徹底的な消毒作業を行うと明らかにした。

関係筋は、GMとFCAは工場閉鎖の詳細について18日中に発表するとしている。

GMとFCAからこの件に関するコメントは得られていない。

米ビッグ3、新型コロナで国内工場一時閉鎖へ=関係筋
米自動車ビッグスリーが新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国内の工場を一時的に閉鎖することで合意したことが18日、関係筋の話で明らかになった。全米自動車労組(UAW)の圧力に屈した形となる。

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
「逃げ場がなくなった」と話すのはフランクフルト在勤のファンドマネジャー。前日のヘリコプター効果もつかの間、世界株安に世界国債安が同期し、原油や金、銅を道連れにしました。「戦時」や「封鎖」といった非常時の言葉が飛び交う米国株式市場では、ダウ工業株30種平均がトランプ大統領就任後の上昇分ほとんどを失いました。以下は一日を始...

 

本日のトレンド銘柄ニュース

グリムス【3150】

グリムスは、2020年3月期会社計画を修正した。

売上高についてはこれまでの158.3億円から3.7億円下方修正して154.6億円としたが、営業利益以下は上方修正している。

営業利益については、従来の16億円から21億円と5億円増額し、前期比50.0%増とした。その理由として、エネルギーコストソリューションの売上高が伸び悩んだものの、調達価格が低位で安定していることから、小売電気事業の利益が想定を大きく上回ったと考えられる。

なお、新型肺炎の感染拡大影響はほとんど無いようで、2021年3月期についても、小売電気や住宅用蓄電池販売を中心に堅調な業績拡大が続くと考えられる。

印象としてはポジティブ。

 

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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