本日の相場見通し(2020年3月30日)

2020年3月30日の相場解説

3月27日の日経平均株価は前日のNYダウが上昇したことを受け、上昇。

一時前日比700円超まで上昇幅を拡大する場面があった。

その後は利益確定売りに押され、上げ幅を縮める場面もあったが、堅調に推移した。

最終的に日経平均株価は前営業日比724円83銭高の19,389円43銭で取引を終えた。

電気・ガス、精密機器、医薬品などが強く、石油・石炭が軟調だった。

NYダウは、新型肺炎の感染拡大に対する懸念から反落。

前日までに3営業日続伸したため、利益確定売りが増えたことも、下落の原因となった。

最終的にNYダウは、前日比915.39ドル安の21,636.78ドルで取引を終えた。

 

東京時間のドル円は、序盤は前日のNY時間の流れを引き継ぎ、1ドル109円30銭台で推移した。

東京株式市場がスタートすると、三月期末に向けた実需筋のドル売りが入ったことから、ドル円は1ドル108円80銭台後まで水準を下げた。

売り一巡後は実需筋によるドル買いが入ったことから、ドル円は1ドル109円40銭近辺まで反発した。

しかし、NYダウ先物が350ドル超下落すると、ドル円ストップロスを巻き込んで下落し、1ドル108円42銭まで弱含む展開に。

午後に入り日経平均株価が560円超高まで上昇すると、ドル円は1ドル108円60銭付近まで反発する場面もあった。

米10年債利回りが低下し、NYダウ先物が400ドル超下落すると、ドル円は1ドル108円20銭近辺まで水準を下げたが、その後はもみ合いに。

1ドル108円40銭台で下げ渋った。

欧州勢が参入すると、ドル円は買い戻しが入ったことから1ドル108円90銭台まで浮上。

ロンドン時間に入ると、1ドル109円台を一時回復した。

ニューヨーク時間に入ると、NYダウの下落や米10年債利回りが低下幅を拡大したことから、ドル売り優勢に。

ドル円は1ドル107円86銭近辺まで下落した。

米下院が2兆ドル規模の景気対策法案を可決したとの報道がされたものの、すでに織り込み済みであったことから、市場の反応は限定的だった。

その後もドル売りは続き、ドル円は1ドル107円70銭台まで円高が進んだ。

最終的にドル円は、1ドル107円94銭~108円04銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、前週末のNYダウが下落したことや、東京都の外出自粛要請に伴う首都封鎖への懸念から、下押し圧力がかかりやすいと考えられる。

ただ、機関投資家による配当再投資や期末のお化粧買いなどが入る可能性があり、このことが相場の下支え材料になるだろう。

 

本日のトレンドニュース

米の日系企業 約7割が売上減 新型コロナ感染拡大で【NHK】

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、アメリカで事業を行っている日系企業のうちおよそ7割が、何らかの形で売り上げの減少に見舞われていることがわかりました。

これは、ジェトロ、日本貿易振興機構が今月26日までの3日間、アメリカ国内で事業を行っている905社を対象に電話での聞き取りなどで調査したものです。

それによりますと、州などの要請に基づいて、従業員の在宅勤務を導入しているのは、全体の9割以上で、このうち大部分が在宅勤務の導入によって、業務に何らかの支障が生じているということです。

また、「売り上げが減った」と答えた企業は、全体の7割近くにおよび、その原因を複数回答で聞いたところ、「需要の減少」が69%と最も多く、「工場の操業停止」が20%、次いで、「中国からの部品の遅延」、「人手不足」などとなっています。

現在、困っていることについては、ビザの更新や、資金繰りのほか、「食品工場の操業に必要なマスクが足りない」といった声や、「州ごとに自宅待機などの定義が異なり、対応が難しい」といった声があったということです。

こうした調査は今回が初めてで、ジェトロでは、「州や地方自治体レベルで、どのような支援策が講じられているかなど、今後調査を進めて情報提供をしていきたい」としています。

米の日系企業 約7割が売上減 新型コロナ感染拡大で | NHKニュース
【NHK】新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、アメリカで事業を行っている日系企業のうちおよそ7割が、何らかの形で売り上げの減少に…

 

JFEスチール、高炉1基を休止へ 米中摩擦で鉄鋼需要低迷【ロイター】

JFEスチールは27日、国内生産体制を高炉8基体制から7基体制に変更する構造改革を発表した。

東日本製鉄所京浜地区(川崎市)の高炉1基を休止する。

米中貿易摩擦で製造業中心に鉄鋼需要が低迷しており、競争力強化に向けた国内の生産体制最適化が狙い。

高炉休止は23年度をめどに実施する。

高炉休止などの構造改革に伴い、JFEホールディングスとして、20年3月期に2200億円程度の減損損失を計上する。

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース
新型コロナウイルス感染の中心地となっている米国で悲惨な死亡者予想を保健当局者が示しました。ただ、その当局者自身も予想が外れる可能性は十分にあるとしており、今後は感染拡大阻止に向けた米国の官民上げての取り組みの真価が問われます。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

 

本日のトレンド銘柄ニュース

岡山製紙【3892】

岡山製紙は2020年5月期通期会社計画を上方修正した。

売上高はこれまでの計画を変えていないが、営業利益はこれまでの10.3億円から11.5億円(前年比52.9%増)に上方修正している。

主力の段ボール原紙が、販売減少している一方で価格の改定が浸透し、最近の原油価格の下落もあり、原油価格と連動する同社の原燃料のLNGと、古紙価格が安定的に推移していることが理由。

同社は販売先、調達先のほとんどが国内で、2019年5月期の売上高100.3億円のうち、87%が段ボール原紙などの板紙事業となっている。

また、海外の需要に業績が左右されにくいのが特徴である。

現在、新型肺炎の流行で世界的な需要減退が懸念されているため、今後、同社にも間接的な影響がある可能性は否めない。

とはいえ、今回の発表で、今年5月までは段ボール原紙市況が安定的に推移すると同社が見通していることが伺え、ポジティブ。

 

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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