本日の相場見通し(2020年4月3日)

2020年4月3日の相場解説

4月2日の日経平均株価は緊急事態宣言への警戒感から売り優勢となり下落。

NYダウ先物が上昇したことから、日経平均株価が小幅高となる場面もあったが、買いは続かず下落した。

そのため、前日比246円69銭安の17,818円72銭で取引を終えた。

NYダウは、トランプ米大統領がサウジアラビアとロシアが減産合意するとの見通しをTwitterに投稿したことから原油相場が急伸。

これを受けてエネルギー株を中心に買いが入ったことから反発。

前日比469.93ドル高の21,413.44ドルで取引を終えた。

 

東京時間のドル円は、序盤、NYダウ先物が上昇したことや、ドルの買い戻しが入ったことから、1ドル107円20銭台で推移。

東京株式市場がスタートし、日経平均株価が300円超安下落すると1ドル107円10銭台まで下落し、上値の重い状態となったが、仲値近辺で実需筋によるドル買いが入ると、1ドル107円55銭近辺まで浮上した。

午後に入ると1ドル107円40銭台での推移が続いたが、終盤、東京での新型肺炎の感染者数が95人以上と報じられると、1ドル107円25銭前後で弱含みに。

ロンドン時間に入るとドル円は1ドル107円30銭近辺でのもみ合いが続いた。

ニューヨーク時間に入り、前週分の米新規失業保険申請件数が664.8万件となったことが発表されると、ドル円は1ドル107円02銭で推移。

しかし、ドルが全面高になったことから徐々に買い戻しが優勢となったため、ドル円は円安に。

さらに、NYダウが一時340ドル超上昇すると、1ドル107円69銭まで上値を伸ばした。

その後もNYダウが底堅く推移したことから、ドル円は1ドル108円09銭まで浮上した。

また、トランプ米大統領がロシアとサウジアラビアの減産について示唆すると、原油価格が反発したために投資家心理が改善し、ドル円はドル買い優勢に。

最終的にドル円は、1ドル107円86銭~107円96銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、前日のNYダウの上昇を受けて買い圧力が高まると考えられる。

ただ、週末であることからポジションクローズのために売る動きも出ると考えられるため、上昇は限定的なものにとどまるだろう。

 

本日のトレンドニュース

三菱自動車 国内すべての工場を一時停止へ【NHK】

新型コロナウイルスの感染拡大で自動車の需要が落ち込んでいることから、三菱自動車工業は、生産調整を拡大することを決め、すべての国内工場での車の生産が今月、一時的に停止することになりました。

三菱自動車によりますと、一時停止するのは、岡山県倉敷市にある水島製作所のSUV=多目的スポーツ車などの生産ラインと、愛知県岡崎市の岡崎製作所と岐阜県坂祝町にある子会社の工場です。

新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な自動車の需要の落ち込みが要因で、今月6日以降、6日間から13日間、生産を止めるということです。

三菱自動車は、すでに水島製作所の別の生産ラインを止めていて、生産調整の拡大により、車を生産するすべての国内工場が一時的に停止することになります。

新型コロナウイルスの感染拡大によって、自動車メーカー8社すべてが国内生産の一部、またはすべてを一時的に止める事態になっていて、影響が深刻になっています。

三菱自動車 国内すべての工場を一時停止へ | NHKニュース
【NHK】新型コロナウイルスの感染拡大で自動車の需要が落ち込んでいることから、三菱自動車工業は、生産調整を拡大することを決め、すべ…

 

セブン&アイ 中期経営計画の公表延期 新型コロナウイルス【NHK】

流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは新型コロナウイルスの感染拡大で将来の事業環境を見通すことが難しくなったとして来週に予定していた今後、5年間の中期経営計画の公表を延期する方針を固めました。

セブン&アイはことし2月期の決算の発表にあわせて、2020年度から5年間のグループの中期経営計画を今月9日に公表することにしていました。

しかし関係者によりますと、感染拡大が続く中、将来の事業環境を見通すことが難しくなったとして予定していた中期経営計画の公表を延期する方針を固めました。

今回の計画では国内の5つの店舗の閉鎖をすでに打ち出している傘下のデパート「そごう・西武」に加えて、総合スーパー「イトーヨーカ堂」の立て直しに向けた戦略などをどのように示すかが焦点となっていました。

セブン&アイは今後、感染拡大の影響を踏まえたうえで中期経営計画の内容や公表の時期を検討する方針で、感染の拡大が企業の中期的な経営計画にも影響を及ぼしています。

セブン&アイ 中期経営計画の公表延期 新型コロナウイルス | NHKニュース
【NHK】流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは新型コロナウイルスの感染拡大で将来の事業環境を見通すことが難しくなったとして来…

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース
「見るに堪えがたい失業率だ」と述べたのはBofAメリルリンチのイーサン・ハリス氏。この発言は、世界経済がまだ金融危機のショック脱却に苦戦していた2009年のものです。ハリス氏が嘆いた同年10月の米失業率は10%でした。3日には3月の米雇用統計が発表されます。失業率のエコノミスト予想は現時点で3.8%。新型コロナウイルス...

 

本日の銘柄トレンドニュース

神戸物産【6036】

神戸物産は独自のPB商品やローコスト店舗フォーマットが強み。

2020年10月期1Qの営業利益は前年同期比33.5%増と大幅な増益になった。

顧客層の拡大とそれに伴う来客数の増加、PB商品比率が高まったことによる採算性の向上などが原因。

同2Qと3Qに関しては、業務スーパー事業が新型肺炎の感染拡大を受けた外出控えや外出自粛要請を受けた買いだめなどから堅調に推移するとみられる一方で、外食事業では来店客数の減少などマイナス影響が顕著となると考えられる。

回復は同4Q以降となるだろう。

同社の中国子会社製造のPB商品については製造再開の準備を行っていることと、同社が1か月から3か月程度の在庫を持っているため、業績への影響は限定的なものになるだろう。

印象としては、ポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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