本日の相場見通し(2020年4月16日)

2020年4月16日の相場解説

4月15日の日経平均株価は、反発。

米国株の下落を受け、売り優勢となったため、前日比88円72銭安の19,550円09銭で取引を終えた。

NYダウは、この日発表の3月の米小売売上高が前月比8.7%減と、米商務省が集計をはじめた1992年以来最大の落ち込みとなったことから、売り優勢に。

この日発表の3月の米鉱工業生産指数も1946年以来となる落ち込みの前月比5.4%減となった。

さらに、この日発表のゴールドマン・サックスやバンク・オブ・アメリカ等の米金融大手の1~3月期決算の内容が悪化したことも懸念材料となり、NYダウは一時前日比716ドル安となった。

最終的にNYダウは、前日比445.41ドル安の23,504.35ドルで取引を終えた。

 

東京時間のドル円は、序盤、じり安で推移し、1ドル107円08銭まで下落。

東京株式市場がスタートし、日経平均株価が100円超下落すると、ドル円は1ドル106円93銭まで下落。

しかし、この日が五十日(ごとおび)だったことから、仲値近辺で実需筋によるドル買いが入ったため、ドル円は1ドル107円18銭まで浮上した。

午後に入ってもドル円は1ドル107円10銭台で小動きの状態が続いた。

欧州勢が参入する時間になると、対欧州通貨や対オセアニア通貨でドル高が進んだことから、ドル円は円安地合いに。

1ドル107円38銭まで上昇した。

ロンドン時間に入るとさらに円安の流れは続き、1ドル107円50銭台へ。

ドル買いが一服すると1ドル107円30銭台に水準を下げた後は小動きとなった。

ニューヨーク時間に入ると、3月の米小売売上高が発表され、事前予想の前月比-8.0%を下回る-8.7%に、ニューヨーク連銀4月製造業景気指数が事前予想の-35.0を大幅に下回る-78.2となった。

また、この日発表の米3月鉱工業生産も事前予想の前月比-4.0%を下回る-5.4%、米3月設備稼働率が事前予想の74.0%を下回る72.7%となった。

これを受けてリスク回避姿勢が強まり、現金化のためのドル買い需要が高まるとの見方から、ドル円は上昇。

1ドル107円86銭まで急騰したものの、ドル買いが一服すると、1ドル107円65銭近辺まで水準を下げた。

その後は、軒並み悪化した米経済指標の内容を受けてリスク回避の円買いが強まり、ドル円は1ドル107円40銭台まで押し戻される展開に。

同水準で小動きとなった。

最終的にドル円は、1ドル107円38銭~107円48銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、前日のNYダウが上昇したことがポジティブ材料となるものの、昨日日経平均株価が反発したことや、ドル円が円高方向に動いていることが重しとなり、もみ合いになると考えられる。

 

本日のトレンドニュース

世界全体の石油需要 ことしは9%余減少の予測 IEA【NHK】

IEA=国際エネルギー機関は、新型コロナウイルスの影響で世界全体の石油の需要がことしは9%余り減少するという予測を示しました。

特に今月から6月の落ち込みは大きく、IEAは、産油国が生産を絞っても需給のバランスをとるのは難しいとしています。

IEAは15日、ことし1年の世界の石油の需要は前の年と比べて日量930万バレル、率にして9%余り減少するという予測を公表しました。

これは過去最大の下落幅で、新型コロナウイルスの感染拡大で世界各地で外出制限などの対策が実施され、経済活動の停滞が続いているためです。

特に今月から6月にかけては需要の落ち込みが大きく、今月の下落幅は日量2900万バレルに達し、需要は1995年以来の低い水準になるとしています。

一方、需要の減少を受けて、サウジアラビアが主導するOPEC=石油輸出国機構とロシアなど非加盟の産油国は、来月から協調して日量970万バレルの減産に踏み切り、世界最大の産油国アメリカなども生産を減らす見通しです。

ただ、IEAは、「短期間での急激な需要の減少を供給面から解消できるほどの合意はない」として、産油国の減産で需給のバランスをとるのは難しいという認識を示しています。

こうした中、ニューヨーク原油市場のWTIの先物価格は1バレル=20ドルを割り込む水準にまで値下がりし、国際的な原油市場では供給が過剰になるという懸念が再び強まっています。

世界全体の石油需要 ことしは9%余減少の予測 IEA | NHKニュース
【NHK】IEA=国際エネルギー機関は、新型コロナウイルスの影響で世界全体の石油の需要がことしは9%余り減少するという予測を示しま…

 

ヨーロッパの株式市場 大幅値下がり 先行きへの警戒感【NHK】

15日のヨーロッパの株式市場は経済の先行きへの警戒感が再び強まって売り注文が膨らみ、株価は大幅に値下がりしました。

15日のヨーロッパの株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績に与える影響への警戒感に加え、原油価格が値下がりしたことから石油関連など幅広い銘柄を中心に売り注文が膨らみました。

主な市場の株価指数の終値はイタリアのミラノ市場でおよそ4.8%、ドイツのフランクフルト市場でおよそ3.9%、パリ市場でおよそ3.8%、ロンドン市場でおよそ3.3%、それぞれ値下がりしました。

市場関係者は「ヨーロッパでは経済活動が停滞した状態が続き、企業などへの支援策を続ける各国政府の財政への影響を懸念する声も出ており、先行きへの警戒感が強まっている」と話してます。

ヨーロッパの株式市場 大幅値下がり 先行きへの警戒感 | NHKニュース
【NHK】15日のヨーロッパの株式市場は経済の先行きへの警戒感が再び強まって売り注文が膨らみ、株価は大幅に値下がりしました。

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
最近の米経済統計は金融危機やリーマンショックを飛び越えて、第2次世界大戦直後あるいは戦前までさかのぼってその変化の度合いを説明するものが増えています。第2次大戦より前の大きな節目は1929年、世界大恐慌です。リセッション(景気後退)ではなくディプレッション(恐慌)という言葉が、ちらほら聞こえてくるようになりました。以下...

 

本日のトレンド銘柄ニュース

しまむら【8227】

しまむらは、2020年2月期に業績のテコ入れをすべく、アイテム数の拡充や短サイクルでの商品投入などの施策を行っていたものの、3期連続の減収減益となった。

天候不順などの影響があったが、そもそもの売上の減少に歯止めがかかっていない状態。

今後も同社は業績のテコ入れに注力するとしているが、今期については新型肺炎の感染拡大による影響を早々に受けており、外出自粛などの状態がいつ解除され、元の状態に戻るのか見通しが立たない。

新型肺炎の感染拡大が収束した後に再び成長軌道に戻るためには、現在の施策のみならず、魅力的な商品をリリースするなどの施策が必要とみられる

印象としてはネガティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

おススメの証券会社

本日の相場
投資塾~今から始める株のお話~
タイトルとURLをコピーしました