本日の相場見通し(2020年4月23日)

2020年4月23日の相場解説

4月22日の日経平均株価は、米原油先物の下落が相場の重しとなり、下落。

リスク資産から資金を引き揚げる動きが強まった。

そのため、日経平均株価は前営業日比142円83銭安の19,137円95銭で取引を終えた。

NYダウは、追加減産などへの期待感から米原油先物が急伸したことが好感され、反発。

また、前日までの2日間で合計1,200ドル超下落したことから、買い戻しの動きも入った。

そのため、NYダウは前日比456.94ドル高の23,475.82ドルで取引を終えた。

東京時間のドル円は、原油相場が不安定なことからドル買い優勢となり、1ドル107円87銭まで浮上する場面もあった。

しかし、日経平均株価が軟調に推移したことから、次第に円買い地合いに。

ドル円は午後に入ると1ドル107円52銭まで値を下げた。

欧州勢が参入するとドル円は欧米の株高観測から円売り優勢となり、1ドル107円70銭台まで浮上。

ロンドン時間にはいったん1ドル107円60銭台まで水準を下げる場面もあったが、時間外のNYダウが410ドル超高まで上昇したことを受け、再び1ドル107円70銭台に上昇した。

ニューヨーク時間に入ると、原油価格と米株が反発したことからドル円は1ドル107円94銭まで値を上げる場面もあった。

その後も底堅く推移し、ドル円は、1ドル107円70銭~107円80銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、前日のNYダウが上昇したことや原油先物が反発したことが好感され、買い優勢となりやすいだろう。

 

本日のトレンドニュース

製薬各社 新型コロナ治療薬の開発や既存の薬の有効性確認急ぐ【NHK】

国内の大手製薬会社は、新型コロナウイルスの治療薬の開発を進めているほか、既存の薬の有効性を確かめる臨床試験を急いでいます。

このうち、武田薬品工業は新型コロナウイルスの感染症から完全に回復した患者の血液に含まれる抗体を使った治療薬の開発に乗り出しています。

開発に当たってはアメリカやヨーロッパの製薬会社5社と提携して患者の血液の採取から薬の製造までを共同で進めていて、ことし夏ごろには新薬の臨床試験を日本やアメリカなどで行うことを目指しています。

一方、中外製薬は関節リウマチなどの治療薬として使われている「アクテムラ」を転用し、新型コロナウイルスに感染して重症化した肺炎患者への効果を確かめる臨床試験の準備を進めています。

「アクテムラ」は免疫の働きを高める「インターロイキン6」という物質が過剰に作られて免疫の仕組みが暴走するのを抑える薬で、新型コロナウイルスでもインターロイキン6を抑制すれば重症化した患者の症状の改善につながるのか確認するとしています。

また、富士フイルムの子会社が開発した新型インフルエンザの治療薬「アビガン」については、国の承認を目指して臨床試験が今月からすでに始まっています。

アメリカや中国など世界各国の製薬会社も開発を急いでいて、日本の製薬会社が治療薬をいち早く実用化できるか注目されます。

製薬各社 新型コロナ治療薬の開発や既存の薬の有効性確認急ぐ | NHKニュース
【NHK】国内の大手製薬会社は、新型コロナウイルスの治療薬の開発を進めているほか、既存の薬の有効性を確かめる臨床試験を急いでいます…

 

楽天の新型コロナ検査キット「結果の信頼性に問題」日本医師会【NHK】

楽天が法人向けに販売を始めた新型コロナウイルスの検査キットについて日本医師会は、検査は専門家が正確に行うことが必要で、結果の信頼性に問題があり、家族などに感染を拡大させるおそれもあると指摘しました。

楽天は、新型コロナウイルスのPCR検査キットの販売を20日から東京や神奈川など首都圏の5つの都や県の法人向けに始めたと発表しました。

検査キットは、利用者が自分で鼻の奥の粘膜などを採取して容器に密封したうえで、専用の回収ボックスに入れると3日以内に結果が出ると説明しています。

これについて日本医師会の釜萢敏 常任理事は記者会見で「検体の採取は、専門家が正確に行うことが必要で、自分で行うと検査結果も信頼できなくなる。この検査キットの結果を持って医療機関に来られても、どのように対応すべきか難しい」と指摘しました。

また「検体の採取には感染の危険があり、きちんとした環境で行わないと、家族など周りの人に感染を拡大させるおそれがある。この検査キットを使うことには非常に大きな問題がある」と述べました。

楽天は検査キットについて「特定の症状は出ていないものの不安を感じている人を対象にすることを想定している。感染の有無を確認する医療的な診断をするものではない」としています。

楽天の新型コロナ検査キット「結果の信頼性に問題」日本医師会 | NHKニュース
【NHK】楽天が法人向けに販売を始めた新型コロナウイルスの検査キットについて日本医師会は、検査は専門家が正確に行うことが必要で、結…

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
ムニューシン米財務長官が経済活動の再開見通しを示し、米国株の反発に一役買いました。ニューヨーク州での新型コロナウイルスによる1日当たりの死者数は今月上旬以来の低水準となった一方、フロリダ州では増加数が加速。テキサス州では感染者数の伸びが2日連続で18%を記録しました。米国内でも状況は地域によって異なり、経済再開の明確な...

 

本日のトレンド銘柄ニュース

カネカ【4118】

カネカは、インドに塩ビ製品や苛性ソーダを、ナイジェリアなどの北アフリカ諸国に合成繊維を輸出しているが、新型肺炎による社会的な混乱がこれらの国々では大きく、今後もその影響が続くと考えられる。

塩ビ製品と合成繊維の「カネカロン」は限界利益率が高く、数量の減少による利益の押下げ効果が高い。

さらに、日系および欧州系自動車向けの発砲ポリオレフィンの販売減少も予想される上、欧米に関しては、特に同社のシェアが高い建築向けのモディファイヤーの販売数量の減少も懸念される。このことから、同社は今期大幅な減益が予想され、新興国経済の低迷が来期も響くと考えられるため、同社の業績拡大は後ずれすると考えられる。

印象としてはネガティブ。

 

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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