本日の相場見通し(2020年5月18日)

2020年5月18日の相場解説

5月15日の日経平均株価は、上値の重い展開が続き、前場の終値は19,852円52銭と下げ幅を拡大した。

しかし、後場に入ると緊急事態宣言の一部解除に伴う経済活動再開が材料視されたことから、日経平均株価は2万円台を回復。

しかし、この日の始値の20,149円79銭には届かず、20,037円47銭で取引を終えた。

NYダウは、米中対立の深刻化への懸念や米経済指標の大幅な悪化を嫌気し、前日比マイナス圏で推移した。

しかし、終盤に入るとウォルト・ディズニーやホーム・デポの上昇が後押しし、プラス圏に浮上。

前日比60.08ドル高の23,685.42ドルで取引を終えた。

東京時間のドル円は、仲値近辺で実需筋による五十日(ごとおび)のドル買いが入ったことから、1ドル107円43銭まで上昇。

しかし、その後は失速し、1ドル107円20銭台まで下落する場面もあった。

午後に入ると上値の重い状態が続き、ドル円は1ドル107円19銭まで下落。

欧州勢が参入すると、利益確定売りや中国株とクロス円の下落により、1ドル107円10銭まで弱含んだ。

ロンドン時間中のドル円も軟調に推移し、1ドル107円を割りこむ場面もあったが、その後は1ドル107円00銭近辺で小動きに。

ニューヨーク時間に入ると、この日発表の米4月小売売上高が事前予想の前月比-12%を下回る同-16.4%となり、米5月NY連銀製造業景気指数は事前予想の-60.0を上回る-48.5、さらに、米4月鉱工業生産は事前予想の前月比-12.0%に対し同-11.2%と上回るなど強弱まちまちの結果に。

また、5月ミシガン大学消費者信頼感指数は事前予想の68.0を上回る73.7となったことから、ドル円は1ドル107円37銭まで持ち直した。

また、米10年債利回りが上昇したことも、ドル円の上昇を後押しした。

しかしその後は伸び悩み、徐々に上値を削る展開に。

ドル円は再び下落し、最終的に1ドル106円98銭~107円08銭で推移した。

本日の日経平均株価は、米中対立などの懸念材料はあるものの、為替が安定的に推移していることや、前週末のNYダウが小幅上昇したことは好感され、2万円をはさんだ動きになりやすいと考えられる。

本日のニュース

航空便 国際線の需要回復 2024年の見通し 新型コロナウイルス【NHK】

新型コロナウイルスの影響で大幅に落ち込んでいる航空便の需要について、世界の航空会社が加盟する団体は、外国での感染や隔離措置への不安が今後も続くことから、国際線が去年の水準まで回復するのは4年後の2024年になるとの見通しを示しました。

これは世界の航空会社が加盟するIATA=国際航空運送協会が13日に発表したものです。

それによりますと、航空便への需要は国内線と国際線を合わせて、来年には去年の水準と比べ24%下回る見通しだということです。

そのうえで去年の水準まで需要が回復するのは国内線は2022年、国際線についてはさらに遅れ4年後の2024年になるとしています。

その理由について航空便の利用者に先月行った調査で、58%が収束後、最初の旅行先を国内にとどめると答えたほか、69%が外国に入国したあとに14日間の隔離が必要な場合は旅行を考えないと回答するなど、国外旅行での感染や隔離措置への不安が広がっているとしています。

IATAは隔離措置に代わり、旅行前の体温測定によって航空機への搭乗を中止させる仕組みを作るなど、各国の政府に対して旅行者の安全を確保する対策を作るよう求めています。

航空便 国際線の需要回復 2024年の見通し 新型コロナウイルス | NHKニュース
【NHK】新型コロナウイルスの影響で大幅に落ち込んでいる航空便の需要について、世界の航空会社が加盟する団体は、外国での感染や隔離措…

米フェイスブック、画像共有サイト「ジフィー」を買収【ロイター】

米フェイスブック(FB.O)は15日、GIFと呼ばれる形式のアニメ画像の制作・共有サイトを手掛ける「ジフィー」を買収すると発表した。

フェイスブック傘下の写真共有サービス「インスタグラム」に組み入れ、グループ内の他サービスとの統合も進める。

買収額は明らかにしていないが、ニュースサイトのアクシオスは約4億ドルと報じている。フェイスブックはコメントの求めに応じていない。

米フェイスブック、画像共有サイト「ジフィー」を買収
米フェイスブックは15日、GIFと呼ばれる形式のアニメ画像の制作・共有サイトを手掛ける「ジフィー」を買収すると発表した。

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
米国民の支持率でトランプ大統領を上回り、歴代の連邦準備制度理事会(FRB)議長で最高のグリーンスパン氏に迫るパウエル氏。新型コロナウイルス前の経済に戻るには、時間がかかるとの見方をあらためて示しました。19日には議会で、追加の景気対策の必要性を議員に訴える見通しですが、トランプ氏と共和党はすでに冷ややかな反応です。FR...

本日の銘柄ニュース

TDK【6762】

TDKの2020年3月期は減収減益。

売上高は前年比1.4%減、営業利益は同9.2%減となり、売上高はほぼ会社予想並み、営業利益は会社予想を若干上回った。

2021年3月期については、売上高が前年比5.4%減、営業利益は同28.5%減としている。

2020年3月期に関しては、新型肺炎の影響や減損費用183億円がなければ、3Q時点での会社計画をクリアしていた可能性が高い。

今期は自動車やHDDの需要がそれぞれ14%ずつ、磁気応用製品が15~18%減少すると同社では考えている一方で、巣ごもり需要でノートPCやタブレット向け電池等は増加すると考えられる。

なお、1Q売上高は2020年3月期4Qと同水準程度の見込みで、永劫黒字を確保できる見通し。

同社は高水準の設備投資を維持していることから、将来の成長に向けて経営努力をしている。

そのため、新型肺炎による影響が一巡した後の2022年3月期以降は、さらなる売上成長が見込める。

印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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