本日の相場見通し(2020年5月21日)

2020年5月21日の相場解説

5月20日の日経平均株価は、時間外取引のNYダウが上昇したことから買い優勢に。

また、米中貿易交渉の第一段階合意は破棄されていないという、クドロー米国家経済会議委員長の発言が伝わり、米中対立への懸念が後退したことも、日経平均株価の上昇を後押しした。

しかし、新型肺炎の感染第2波に対する懸念が後退していないことから、警戒感も強く、日経平均株価は前日比161円70銭高の20,595円15銭で取引を終えた。

NYダウは、経済活動の再開が全米50州まで拡大したことが好感され、上昇。

一時442ドル高まで値を上げる展開となった。

そのため、NYダウは、前日比369.04ドル高の24,575.90ドルで取引を終えた。

東京時間のドル円は、時間外のNYダウ先物が上昇したことから、序盤に1ドル107円99銭までじり高に。

日経平均株価がやや上げ幅を拡大したことに加え、22日の日銀金融政策決定会合への期待感とクドロー米国家経済会議委員長が「トランプ米大統領は、米中貿易交渉の第一段階合意を破棄するとは発言していない」と述べたことも好感され、円売り優勢となった。

また、この日は五十日(ごとおび)だったことから、実需筋によるドル買いが入ったことも、円安を後押しした。

しかしその後は上値の重い展開となり、対オセアニア通貨を中心にドル安が進んだことから、ドル円は1ドル107円70銭台まで下落した。

午後に入ると日経平均株価が前日比200円超上昇したことから、ドル円は1ドル107円80銭台に浮上。

しかし上値は重く、1ドル107円70銭台でもみ合いとなった。

欧州勢が参入すると、1ドル107円60銭台まで円高が進む展開に。

ロンドン時間に入ると、対資源国通貨でドル安が進んだことから、ドル円は1ドル107円55銭まで下落した。

ニューヨーク時間のドル円も、ドルがユーロのほか対資源国通貨で下落したことから、1ドル107円30銭台まで軟化。

しかし、追加の売り材料がなかったことから、1ドル107円30銭近辺で下げ止まり、再び1ドル107円50銭台まで回復した。

最終的にドル円は、1ドル107円51銭~107円61銭で推移した。

本日の日経平均株価は、米上院が中国企業の監視を強化する法案を可決したことが懸念され、上値の重い展開になりそうだ。

本日のニュース

パナソニック 米ソフトウエア会社に860億円出資へ【NHK】

パナソニックは、工場や倉庫と売り場を効率的につなぐシステム開発をてがけるアメリカのソフトウエア会社に、およそ860億円を出資すると発表しました。

発表によりますと、パナソニックは、アメリカのソフトウエア会社ブルーヨンダーに対して8億ドル、日本円でおよそ860億円を出資し、株式の20%を保有します。

ブルーヨンダーは、工場や倉庫と売り場を効率的につなぐ、いわゆるサプライチェーンのシステム開発をてかげている企業です。

アメリカの飲料大手コカ・コーラや流通大手ウォルマート、イギリスの大手石油会社BPなど、世界中に3300社を超える顧客を持っています。

パナソニックとしては、顔認証技術やセンサーなど得意とする製品をブルーヨンダー社のシステムに組み込み、売り上げの拡大をはかるねらいがあります。

パナソニックは半導体事業の売却や液晶パネルの生産終了など、構造改革のため赤字事業の削減に力を入れていて、今回のような大規模な出資はおよそ4年半ぶりだということです。

エラー|NHK NEWS WEB

米デルタ航空、今夏に運航拡大の公算 米国内旅行が回復=CEO【ロイター】

米デルタ航空のエド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は20日、6─7月に路線を増加することにより今夏の運航能力が拡大する可能性があると述べた。

米国内旅行が徐々に回復するという。

FOXビジネス・ネットワークとのインタビューで、搭乗率を60%に抑えることがソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)の維持に資するとし、顧客の信頼感を高めるために清掃などの取り組みも行っていくと強調。

現在の搭乗率は約35─40%程度だが、各路線の搭乗率が60%に近づいたら路線増加を検討し、6月に約200便、7月にはさらに200─300便を追加する可能性があると述べた。

米国内旅行に関しては、引き続き「緩慢」だが、今後12─18カ月で回復すると想定。

一方、国際便の完全な再開は2021年まで見込みにくいとした。

またデルタ航空のコストについて、第2・四半期に前年同期比で50%以上減少する見込みとし、政府支援と合わせ、6月末に140億ドルの現金を確保することが可能とした。

米デルタ航空、今夏に運航拡大の公算 米国内旅行が回復=CEO
米デルタ航空のエド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は20日、6─7月に路線を増加することにより今夏の運航能力が拡大する可能性があると述べた。米国内旅行が徐々に回復するという。

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
欧州の著名ヘッジファンド運用者、クリスピン・オデイ氏が新型コロナウイルス危機の余波でインフレは制御できなくなるとの見方を示し、注目を集めました。米10年債利回りは過去最低水準近くにあり、インフレの予兆はまだうかがえませんが、足元の経済活動再開だけでなく、コロナ後の世界にも市場の目が向き始めているようです。以下は一日を始...

本日の銘柄ニュース

ダイキン工業【6367】

ダイキン工業は新型肺炎の影響を受け、今期(2021年3月期)は厳しい経営環境が続くとみられる。

中でも空調と化学の販売は低迷するものと考えられ、その影響は今上期いっぱい続く可能性が高い。

下期から徐々に回復し、2022年3月期から本格的な回復局面に入ると考えられる。

しかし、同社は新型肺炎対策として91のテーマから成る経営施策や6つの緊急プロジェクトを実施し、固定費削減や販売力の強化を行い、企業体質の強化を図る保身である。

また、新型肺炎の感染拡大を受けて、欧州やアジアでの空気清浄や換気への意識が高まり、同社の空調、空気清浄機等の成長が進む可能性がある。

上記の理由に加え、同社は高い競争力を有しており、回復局面からの業績の伸びに期待できる。

印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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