本日の相場見通し(2020年6月5日)

2020年6月5日の相場解説

6月4日の日経平均株価は、取引開始直後に大きく値を上げたものの、ここ数日で急速に値を上げたことへの警戒感から上値の重い展開となった。

そのため、いったんマイナス圏に沈む場面もあったが、終盤、買い戻しが入ったため、小幅上昇となった。

最終的に日経平均株価は、前日比81円98銭高の22,695円74銭で取引を終えた。

NYダウは、経済活動の再開が好感される一方で、このところの上昇を受けた利益確定売りから、マイナス圏に沈む場面もあった。

そのため、NYダウは前日比11.93ドル高の26,281.82ドルで取引を終えた。

東京時間のドル円は、序盤、株高への期待感から円安地合いに。

東京株式市場のスタート前には、1ドル109円04銭まで浮上したものの、1ドル108円80銭台に失速した。

仲値近辺で実需筋によるドル買いが入ったものの上値は重く、ドル円は1ドル108円80銭台~90銭台で推移した。

また、日経平均株価が利益確定売りに押されて上げ幅を縮小したことも、ドル売り要因となった。

午後に入ると再びドル買い優勢となり、ドル円は1ドル109円を回復し、1ドル109円09銭まで浮上する場面もあった。

その後は1ドル109円近辺で同意の薄い展開が続いた。

さらに、ユーロドルが下落すると、ドル円は再び円安地合いとなり、1ドル109円15銭まで浮上。

しかし、ロンドン時間に入り、欧州株安となり、NYダウ先物が下落すると、ドル円は1ドル108円90銭台に軟化した。

米国時間に入り、NYダウ先物が下げ幅を拡大すると、ドル円はさらに軟化し1ドル108円62銭まで弱含む展開に。

しかし、NYダウがマイナス圏からプラス圏に回復し、米10年債利回りが一時0.8201%と今年3月27日以来の高水準を一時回復すると、ドル円は1ドル108円80銭台まで持ち直し、1ドル109円03銭まで浮上した。

その後もドル円は底堅い動きが続き、ドル円は1ドル109円10銭台を回復。

最終的にドル円は、1ドル109円09銭~109円19銭で推移した。

本日の日経平均株価は週末のポジションクローズの動きに押され、上値の重い展開となるだろう。

昨日のNYダウが小幅上昇で終わったこともあり、買いの勢いが続きにくいと考えられる。

■本日のニュース

中国の新車販売台数 日系大手3社 去年同月を上回る【NHK】

日系自動車メーカーの中国での5月の新車の販売台数は、大手4社のうち3社が、去年の同じ月を上回りました。

このうち2社は、伸び率がふた桁となっていて、新型コロナウイルスの感染拡大による打撃から、一転して好調な販売となっています。

日系の自動車メーカー各社は4日までに、5月の中国での新車の販売台数を発表しました。

それによりますと、トヨタ自動車の販売台数が16万6300台と去年の同じ月を20.1%上回ったほか、マツダが2万2886台と31.6%増えて、いずれもふた桁の伸びとなりました。

また、日産自動車も去年の同じ月を6.7%上回る13万16台となり、3社で販売台数がプラスとなりました。

一方、ホンダは13万4230台と、去年の同じ月を1.7%下回ったものの、減少率は、4月と比べて8ポイントあまり改善しました。

日系各社の販売台数は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2月に大きく落ち込んだものの、地方政府が新車の買い換えに補助金を支給するなど、市場のてこ入れをはかったことなどもあって急速に回復しています。

中国の新車販売台数 日系大手3社 去年同月を上回る | NHKニュース
【NHK】日系自動車メーカーの中国での5月の新車の販売台数は、大手4社のうち3社が、去年の同じ月を上回りました。このうち2社は、伸…

ロシュ、新型コロナ感染者向け試薬で米FDAの緊急使用許可を取得【ロイター】

スイスの製薬大手ロシュ(ROG.S)は4日、新型コロナウイルス感染者の炎症に関わる「インターロイキン6(IL6)」という物質を測定する試薬「エレクシス(Elecsys)」について、米食品医薬品局(FDA)から緊急使用の許可を受けたと発表した。

ロシュによると、同試薬は、医師が新型コロナ患者について、人工呼吸器が必要になるかどうかを早い段階で判断するのを助けるとみられる。

同社は関節リウマチ治療薬アクテムラを新型コロナ感染症で肺炎を発症した患者に投与する臨床試験を実施しており、米ギリアド・サイエンシズ(GILD.O)の抗ウイルス薬レムデシビルとアクテムラを重度の肺炎を発症したコロナ患者に混合投与する臨床試験も計画している。

エレクシスを使った検査によって、アクテムラ投与が適切な患者が特定できるようになるという。

新型コロナ感染拡大の影響で、アクテムラの売上高は第1・四半期に約30%増えた。

ロシュ、新型コロナ感染者向け試薬で米FDAの緊急使用許可を取得
スイスの製薬大手ロシュは4日、新型コロナウイルス感染者の炎症に関わる「インターロイキン6(IL6)」という物質を測定する試薬「エレクシス(Elecsys)」について、米食品医薬品局(FDA)から緊急使用の許可を受けたと発表した。

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
5000億ユーロの増額と予想されていたECBのパンデミック緊急プログラム。ラガルド総裁らが選んだのは6000億ユーロ増でした。米国の次の経済対策も最大1兆ドル規模と伝わっています。新型コロナ対策で既に巨額の資金を投じている各国・地域は、追加策でも見劣りしないように競っているようです。以下は一日を始めるにあたって押さえて...

本日の銘柄ニュース

アルチザネットワークス【6778】

歩き座ネットワークスの2020年7月期3Qは、増収増益となった。

売上高は前年同期比0.4%増の7.4億円、営業利益は前年同期比400%増の0.56億円となった。

海外向け5Gソリューションの販売の一部が4Qにずれ込んでしまったため、3Qは予想よりも少ないものとなってしまったが、4Qには国内キャリア等への販売が見込まれる。

そのため、同社は2020年7月期会社計画を上方修正し、売上高を従来の30億円から32.4億円、営業利益を同2.5億円の3.7億円とし、また、配当は3円から6円に引き上げられた。

印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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