本日の相場見通し(2020年6月4日)

2020年6月4日の相場解説

6月3日の日経平均株価は、昨日のNYダウの上昇を受けて、この日も強含み。

朝方には前日比493円まで上げ幅を拡大する場面もあった。

ただ、高値への警戒感が強まったこともあり、利益確定売りの動きが増えたため、午後に入ると日経平均株価は伸び悩んだ。

最終的に日経平均株価は、前日比288円15銭高の22,613円76銭で取引を終えた。

NYダウは、この日発表のADP雇用統計の結果が事前予想を上回ったことを好感し、上昇。

全米各地で起こったデモに鎮静化の兆しがみられることも相場を後押しした。

そのため、NYダウは前日比527.24ドル高の26,269.89ドルで取引を終えた。

この日の午後、トランプ米大統領が記者会見を開き、香港への優遇措置を見直すことを発表した一方で、市場が懸念していた米中貿易協議の第一段階の合意が撤回されるとの見通しが後退したことから、記者会見中、一時前日比368ドル安まで下落したNYダウが一気に浮上し、同82ドル高となる場面もあった。

最終的にNYダウは前日比17.53ドル安の25,383.11ドルで取引を終えた。

東京時間のドル円は、序盤、日経平均株価の上昇を受けて1ドル108円80銭台で推移したが、仲値近辺で実需筋によるドル売りが入ったことから、1ドル108円42銭まで下落する展開に。

また日経平均株価が上げ幅を縮小したことも、ドル売りの要因となったものの、ドル円は買い戻され、1ドル108円60銭台まで浮上した。

午後に入るとドル円は1ドル108円50銭台で推移し、もみ合いが続いた。

欧州勢が参入すると、ドル円はユーロ円の上昇につれ高となり、1ドル108円70銭台まで浮上。

しかし、ロンドン時間に入ると、サウジアラビアとロシアが減産延長に消極的との報道があったことから原油価格が下落し、やや円買いに触れたため、ドル円は1ドル108円50銭台まで弱含んだ。

ニューヨーク時間に入り、5月の米ADP雇用統計が発表され、事前予想の-900.0万人を大幅に上回る-276万人となったことが好感され、ドル円は下げ渋る展開に。

さらに、5月の米ISM非製造業景況指数が事前予想の44.4を上回る45.4となり、4月の米製造業受注も事前予想の前月比-13.4%を上回る同-13.0%となったことが好感され、NYダウが350ドル上昇。

これを好感し、ドル円は1ドル108円87銭まで上昇した。

本日の日経平均株価は、NYダウの好調と円安の進行が好感される一方で、急上昇のスピードが速いことから、利益確定売りが上値を抑える展開になる可能性がある。

本日のニュース

ガソリン価格 3週連続値上がり 経済活動再開し原油価格上昇で【NHK】

今週のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり128.4円となり、3週連続の値上がりとなりました。

新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の制限が徐々に緩和され、原油価格が上昇していることが要因です。

国から委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、今月1日時点のレギュラーガソリンの全国平均の小売価格は、1リットル当たり128.4円で前の週から1.5円値上がりしました。

ガソリン価格が値上がりするのは3週連続です。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大で、世界的に制限されていた経済活動が徐々に再開され、原油の需要が高まるとの期待感から原油価格が上昇していることが要因です。

また、サウジアラビアやロシアなどの産油国が協調して、原油の生産量を減らしていることも価格の上昇に影響しているとみられます。

石油情報センターは「産油国が行っている今の規模での減産が今後も維持されるとの見方もあり、原油価格を下支えしている。

来週のガソリン価格も小幅ながら値上がりするとみられる」としています。

ガソリン価格 3週連続値上がり 経済活動再開し原油価格上昇で | NHKニュース
【NHK】今週のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり128.4円となり、3週連続の値上がりとなりました。新型…

日産の英工場、通商協定なきEU離脱なら維持不能=グプタCOO【ロイター】

日産自動車のアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)は3日、英国が通商協定を結ばずに欧州連合(EU)から離脱すれば、同国北部のサンダーランド工場は「維持できない」との見解を示した。

サンダーランド工場は英国最大の自動車工場で7000人を雇用し「キャシュカイ」「ジューク」「リーフ」などを生産している。昨年の生産台数はおよそ35万台だった。

グプタ氏はBBCに「日産は英国でトップの自動車メーカーだ。われわれは(生産を)続けたいと考えており、懸命に取り組んでいる」と述べた上で、EU離脱により関税が課せられれば事業は維持できなくなると指摘した。

戦略的パートナーの仏ルノーがサンダーランド工場で生産を行う可能性については、同社が判断する問題との立場を示した。

日産の英工場、通商協定なきEU離脱なら維持不能=グプタCOO
日産自動車のアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)は3日、英国が通商協定を結ばずに欧州連合(EU)から離脱すれば、同国北部のサンダーランド工場は「維持できない」との見解を示した。

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
米国の失業にも第2の波。ブルームバーグ・エコノミクスの分析によると、第1の波はレストランやホテル業界などが中心でしたが、第2の波は同じ業界の管理職層や、金融や不動産といった専門サービス業界に連鎖的に押し寄せ、約600万人の雇用が脅かされる見通しです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

本日の銘柄ニュース

プレサンスコーポレーション【3254】

プレサンスコーポレーションはオープンハウスとの資本業務提携を今年4月に発表し、翌5月に発行済み株式総数の3割超をオープンハウスが取得し、プレサンスコーポレーションを持ち分法適用関連会社にした。

これにより、プレサンスコーポレーションの信用リスクが低下しながらも、同社の商品力や販売力等はこれまでどおり強く、新築マンション市場でトップクレスの供給戸数を維持すると考えられる。

ただし、今期については新型肺炎の影響により、投資用マンションへの需要がいったん低下すると考えられる。

同社のワンルームマンションの契約高は、2020年3月期4Qに前年同期比65.1%減まで低下し、また、緊急事態宣言が発令された4月と5月には新規営業等の活動にも影響が出たようだ。

6月以降は次第に新規営業活動も正常化し、徐々に投資マンションへの需要は回復するものとみられるが、見通しが不透明な部分も多く、今期はワンルームマンションの契約高は前年同期比減になるとみられる。

印象としてはニュートラル。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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