本日の相場見通し(2020年6月24日)

2020年6月24日の相場解説

6月23日の日経平均株価は、前日の米株高を好感し、プラス圏で始まったものの、ナバロ大統領補佐官が「中国との通商交渉は終わった」と発言したことが伝わると、一時反落する展開に。

ただ、その後、ナバロ大統領補佐官がこの発言を否定し、クドロー米国家経済会議委員長が「中国との通商交渉は終わっていない」と発言したこと、さらにトランプ米大統領が「中国との貿易合意は全く損なわれていない」等のツイートを投稿したことから、再びプラス圏に浮上するなど、乱高下した。

最終的に日経平均株価は前日比111円78銭高の22,549円05銭で取引を終えた。

NYダウは、6月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)が事前予想を上回ったことや、5月の米新築住宅販売件数も4カ月にプラスとなったことが好感され、ハイテク株に買いが集まる展開に。

最終的にNYダウは前日比131円14銭高の26,156.10ドルで取引を終えた。

 

東京時間のドル円は、序盤は1ドル106円90銭台で小動きとなった。

東京株式市場がスタートすると、日経平均株価が堅調に推移する一方で、ドル円は小動きのままの状態が続いた。

さらに、ナバロ大統領補佐官が「中国との通商交渉は終わった」と発言した他、ホワイトハウス前でデモを行っている人を強制的に退去させ、記者たちにも退避を命じたことが懸念され、NYダウ先物が250ドル超下落したことから、ドル円は1ドル106円74銭まで水準を下げた。

しかし、ナバロ大統領補佐官が発言を否定し、クドロー米国家経済会議委員長が「中国との通商交渉は終わっていない」と発言したことを受けて、日経平均株価やNYダウ先物が下げ渋ったため、ドル円は買い戻されて再び1ドル106円90銭台まで切り返した。

その後、トランプ米大統領が「中国との貿易合意は全く損なわれていない」等のツイートを投稿したことから、ドル円は1ドル107円20銭まで上昇した。

午後に入るとドル円は1ドル107円10銭台でのもみ合いが続いた。

ロンドン時間に入ると、欧州株が全面高、NYダウ先物が上昇する一方で、ドイツ、ユーロ圏のPMIが事前予想を上振れたものの、好況・不況の目安となる50を回復しなかったことから、ユーロ円が反落したため、伸び悩む展開に。

さらに、株高によるリスクオンのドル売りに押され、1ドル107円台を割り込んだ。

ニューヨーク時間に入るとドル売りがさらに加速し、ドル円は1ドル106円30銭台まで下落。

また、ソフトバンクグループがTモバイル株売却に伴う円調達を行うとの思惑が出たことも、ドル円を下押しし、ドル円は1ドル106円07銭まで下落した。

しかし、ナスダックが市場最高値を更新し、NYダウも240ドル超高になったことから、1ドル106円47銭前後まで持ち直した。

最終的にドル円は、1ドル106円46銭~106円56銭で取引を終えた。

 

本日の日経平均株価は、NYダウやナスダックの上昇を受けて堅調に推移すると考えられる。

 

本日のニュース

デパート5月売り上げ やや持ち直しも前年同月比65%減【NHK】

全国のデパートの先月の売り上げは、新型コロナウイルスの影響で去年の同じ月と比べて65%の大幅な減少となりましたが、記録的な落ち込みとなった4月と比べるとやや持ち直しています。

日本百貨店協会によりますと、全国のデパート203店舗の先月の売り上げは合わせて1515億円余りで、1年前も営業していた店どうしを比較すると65.6%の大幅な減少となりました。

ただ、1965年の統計開始以来、最大の落ち込みとなった4月の減少率と比べると7ポイント回復し、売り上げはやや持ち直しています。

一方、全国の主なデパート41店舗について、今月1日から17日までの売り上げを合わせた額は、去年の同じ時期と比べておよそ27%減少しました。

日本百貨店協会は、店舗の営業再開の動きが広がったことで売り上げが回復する傾向が続いているとみています。

今月に入ってデパートのお中元商戦や夏のセールが本格的に始まり、各社は店舗で感染防止の対策をとるとともにネット通販などにも力を入れていますが、売り上げの回復につながるか注目されます。

デパート5月売り上げ やや持ち直しも前年同月比65%減 | NHKニュース
【NHK】全国のデパートの先月の売り上げは、新型コロナウイルスの影響で去年の同じ月と比べて65%の大幅な減少となりましたが、記録的…

 

仏サノフィ、米トランスレート・バイオとワクチン開発提携拡大【ロイター】

仏製薬大手サノフィは23日、メッセンジャーRNA(mRNA)医薬品を手掛ける米トランスレート・バイオと新型コロナウイルスワクチンを含むワクチン開発を巡る契約で合意した。契約規模は最大20億ドルの上る可能性がある。

契約の下、サノフィはトランスレート・バイオの株式7.2%を取得し、mRNAワクチン開発を巡る提携を拡大。

トランスレート・バイオが持つ技術を利用し、感染症に対するワクチンの世界的な開発、製造、販売が可能になる。

サノフィは開発中の新型ウイルス向けmRNAワクチンについて、年末までに臨床試験を実施し、成功すれば来年上半期中に規制当局の承認を得たいとしている。

サノフィは5月、保有していた米リジェネロン・ファーマシューティカルズ株式20.6%の大部分を約110億ドルで売却。

調達資金を革新・成長分野に投資するとしていた。

米株式市場でトランスレート・バイオ株は前日終値比41.6%高の23.00ドルで取引されている。

仏サノフィ、米トランスレート・バイオとワクチン開発提携拡大
仏製薬大手サノフィは23日、メッセンジャーRNA(mRNA)医薬品を手掛ける米トランスレート・バイオと新型コロナウイルスワクチンを含むワクチン開発を巡る契約で合意した。契約規模は最大20億ドルの上る可能性がある。

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
英イングランドでレストランやパブ、映画館などが7月4日に再開されることになりました。集中治療室に一時入るなど、自らも新型コロナ感染に苦しんだジョンソン首相が出したゴーサイン。しかし政府の主席医務官らは、ウイルスとの共存を余儀なくされる状況は続くと直ちに警告。賢明な経済活動の再開とはどういったものか、世界各地で模索が続き...

 

本日の銘柄ニュース

スギホールディングス【7649】

スギホールディングスの2021年2月期1Qは増収増益。連結営業利益は前年同期比20.8%増の89.6億円となった。新型肺炎の感染拡大により、マスクなど諸々の需要が増加したことから既存店増収率は前年同期比8.7%増と高伸長に。

なお、通期会社計画は、売上高6,000億円(前期比10.7%増)、営業利益300億円(前期比0.8%増)と営業利益が保守的な予想になっている。

その理由として、前期にあった消費増税前の駆け込み需要の反動や、新情報システム稼働に伴う一過性費用を考慮したとしている。

印象としてポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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