本日の相場見通し(2020年6月29日)

2020年6月29日の相場解説

6月25日の日経平均株価は、前日のNYダウの上昇を受けて反発し、金融株を中心に買い戻しの動きが広がった。

そのため、日経平均株価は前日比252円29銭高の22,512円08銭で取引を終えた。

NYダウは、米フロリダ州やテキサス州で、飲食店の利用制限が発表されたことや、FRBが大手銀行に対し、7月~9月期の自社株買いを禁じ、株主配当に上限を設けると発表したことから金融株が下落したことで、大きく下げる展開に。

また、米上院が香港の自治侵害に関わった中国当局者らに制裁を科す、香港自治法案を可決したことから米中対立が激化し、米中貿易協議の第一段階の合意が履行されないのではないかとの懸念が広がったことも、売りを誘った。

最終的にNYダウは、前日比730.05ドル安の25,015.55ドルで取引を終えた。

 

東京時間のドル円は、序盤、1ドル107円10銭台で推移したが、ドルの現金化の動きが一服したことから、1ドル107円10銭まで下落する場面もあった。

しかし、下値は堅く、反発した後は1ドル107円20銭前後で推移した。

午後に入ってからももみ合いが続いたが、対欧州通貨やオセアニア通貨でドル安が進んだことから、ドル円は円高地合いとなり、1ドル107円04銭まで下落した。

欧州勢が参入するとドル安はさらに進み、ドル円は1ドル106円90銭台に下落。

ロンドン時間に入ると、1ドル106円80銭まで下落したが、同水準の買いオーダーをこなせず反発したため、再び1ドル107円00銭付近に水準を戻した。

米国時間に入ると、5月の米コアPCE価格指数が事前予想の前年比+0.9%を上回る同1.0%になったことが好感され、ドル買い地合いに。

また、この日のNYダウが新型肺炎の感染拡大を受けた米国の景気先行き不安から、リスクオフのドル買いが再開し、1ドル107円36銭まで浮上した。

しかし、その後は水準を下げ、1ドル107円20銭近辺でもみ合いが続いた。

最終的にドル円は、1ドル107円15銭~107円25銭で取引を終えた。

 

本日の日経平均株価は、NYダウの下落を受けて上値の重い展開になると考えられる。

 

本日のニュース

自動車メーカー 期間従業員の募集再開の動き【NHK】

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で落ち込んだ車の生産が持ち直していることから、自動車メーカーの間では、工場で働く期間従業員の募集を再開させる動きが出ています。

トヨタ自動車によりますと、主力車種を生産する愛知県の元町工場で、来月入社する期間従業員、数十人の募集を再開したということです。

トヨタは、車の需要の落ち込みを受けてことし2月上旬から自動車や部品を生産する11の工場で期間従業員の募集を止めていましたが、車の生産の回復に伴って部分的に募集を再開しました。

また、いずれも募集を停止していたホンダの三重県にある鈴鹿製作所と日産自動車の神奈川県にある追浜工場でも期間従業員の募集を再開させています。

自動車メーカー各社の間では、通常の生産体制に戻す動きがある一方で、来月も生産調整を続けるところもあり、元の水準に戻るにはなお時間がかかる見通しです。

自動車メーカー 期間従業員の募集再開の動き | NHKニュース
【NHK】新型コロナウイルスの感染拡大の影響で落ち込んだ車の生産が持ち直していることから、自動車メーカーの間では、工場で働く期間従…

 

米当局、SNSの暴力扇動利用阻止へハイテク5社に要請【ロイター】

米国土安全保障省は、白人警官による黒人暴行死をきかっけに抗議デモが全米に拡大したことを受け、ソーシャルメディアが暴力扇動のために使用されないよう大手ハイテク5社のトップに対策を要請した。

同省のウルフ長官代行は25日付の書簡で、「プラットフォームが州や自治体の法律に違反する形で、危険な暴動や致命的な暴動を組織したり、促進したり、扇動したりするツールとして使用されないことを確実にし、国中に広がる暴力や違法行為に終止符を打つために役割を果たすよう要請する」と指摘した。

書簡はフェイスブック、ツイッター、アルファベット傘下のグーグル、スナップチャット、アップルに送付された。

米当局、SNSの暴力扇動利用阻止へハイテク5社に要請
米国土安全保障省は、白人警官による黒人暴行死をきかっけに抗議デモが全米に拡大したことを受け、ソーシャルメディアが暴力扇動のために使用されないよう大手ハイテク5社のトップに対策を要請した。

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
世界で確認された新型コロナウイルス感染者が累計1000万人を突破。世界全体の死者数は50万人を上回った。ニューヨーク州では新たな死者数が一桁に落ち着きましたが、南部では感染者も死者も急増しています。ここ約1カ月、3000台を維持しているS&P500種株価指数も、状況次第で節目割れは十分考えられます。以下は一日を始めるに...

 

本日の銘柄ニュース

ゆうちょ銀行【7182】

ゆうちょ銀行は同社が円高時に購入した外債の償還が行われることで、同社の重要な収益源である外国為替売買駅が2022年3月期に剥落することを懸念し、下落が続いている。

ただ、2022年3月期は次期中期経営計画の初年度であり、業績回復のための施策が発表されると考えられる。

とはいえ、この時の施策の実現性がその後の株価を決定するとみられるため、現時点では、まだ不透明な点が多い。

現時点で分かっているのは、2021年3月期の同社の業績だが、現時点での株価の予想EPSは55円程度となっていて、会社予想のEPSに近い水準となっている。

ただ、2021年3月期は米クレジットスプレッドと米短期金利が会社の想定を下回る水準で推移しているため、会社予想を上回る当期利益になる可能性がある。

そのため、会社計画も、現在の株価も過度に保守的になっていると考えられる。

印象としてはニュートラル。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

おススメの証券会社

本日の相場
投資塾~今から始める株のお話~
タイトルとURLをコピーしました