本日の相場見通し(2020年7月14日)

2020年7月14日の相場解説

7月13日の日経平均株価は、前週末の米国市場で新型肺炎の治療薬やワクチンの開発への期待感が高まったことを受け、上昇した。

最終的に日経平均株価は前週末比493円93銭高の22,784円74銭で取引を終えた。

また、原油先物相場が上昇に転じ、エネルギー株の上昇を後押ししたこともNYダウの上昇を支援した。

NYダウは、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発中の新型肺炎ワクチン候補2種類がFDAから優先審査の指定を受けたことが好感され、ヘルスケア株を中心に買い優勢に。

また、この日発表の米食品・飲料大手のペプシコのけさんが好調だったことも、市場に安心感を与えた。

これを受けてNYダウは563ドル高、ナスダックも207pt高まで上昇したものの、カリフォルニア州知事が州内の全ての郡にレストランやバーなどの屋内営業の停止を命じたことが伝わると、NYダウは下落。

また、ナスダックも下落した。

最終的にNYダウは、前日比10.50ドル高の26,085.80ドルで取引を終えた。

東京時間のドル円は、序盤、1ドル106円90銭近辺で推移。

東京株式市場がスタートすると、日経平均株価が300円超上昇する一方、ドル円は新型肺炎の感染拡大が重しとなり、軟調に。

また、リスクオンのドル売りが入ったことも、ドル円の重しとなった。

仲値近辺では1ドル106円79銭まで水準を下げた。

午後に入ってもドル円は軟調が続き1ドル106円80銭前後で小動きとなった。

終盤、ドル円はNYダウ先物が上昇したことで、1ドル106円90銭台まで浮上し、欧州勢が参入すると1ドル107円台に値を切り上げた。

ロンドン時間に入ると、ドル円は1ドル107円10銭まで水準を上げた。

ニューヨーク時間に入ると、NYダウ先物の200ドル超の上昇を受け、ドル円は1ドル107円14銭までじり高に。

その後もさらに水準を上げて1ドル107円32銭まで円安が進んだが、1ドル107円25銭前後で買いが一服した。

いったん1ドル107円20銭を割り込む水準まで下落する場面もあったが、再び1ドル107円20銭台に戻し、小動きとなった。

最終的にドル円は、1ドル107円24銭~34銭で推移した。

本日の日経平均株価は、NYダウが伸び悩み、ナスダックがマイナス圏に沈んだことが懸念され、軟調になると考えられる。

また、都内での感染者数の増加も、日経平均株価の下押し材料となるだろう。

本日のニュース

米グーグル、インドに100億ドル投資 デジタル化支援【ロイター】

米アルファベット傘下のグーグルは13日、インドで今後5─7年間にわたり株式投資や提携に約100億ドルを投資すると述べた。

主要な成長市場であるインドでグーグルとして過去最大の計画となる。

グーグルは、「デジタル化ファンド」を設けてインドで投資を行う。

世界有数のインターネットサービス市場であるインドで、アプリやソフトウエアプラットフォームが急速に成長していることに注目している同社の動きを示す。

「インドのためのグーグル」と名付けた年次イベントをオンラインで実施したアルファベットのピチャイ最高経営責任者(CEO)は、「株式投資と事業提携のほか、業務とインフラ、エコシステムの投資を組み合わせる」と述べた。

「インドとデジタル経済の将来にわれわれが自信を持っていることを反映する」と付け加えた。

ピチャイ氏は、今回の新たな100億ドルの投資はインドでグーグル最大の規模となると述べた。

ピチャイ氏はロイターとのインタビューで「特にインターネットで使われる言語が英語やその他の言語から拡大することに注力している。

われわれが考察した重要な観点だ」と語った。5億人の利用者がいるインドのインターネットの成長を支え、さらに5億人が利用できるように手助けしたいとしたほか、インドではファンドを通した投資以外に人工知能 (AI)や教育などの分野にも注目するとも述べた。

グーグルはすでに、インドの配達アプリ「ダンゾー」への投資など、同国の新興企業に直接的・間接的に投資している。

インド出身のピチャイ氏は2004年にグーグルに入社。クロームブラウザーの構築で広く評価されている。

昨年、共同創業者であるラリー・ペイジ氏の後任としてアルファベットCEOに就任した。

グーグルの携帯電話の基本ソフト(OS)「アンドロイド」はインドで使われている約5億台の携帯電話の大半に搭載されている。

別のグーグル幹部は、より多くの人がインターネットを使えるように低価格の機器製造に向けグーグルが引き続き製造業者と協調していくと述べた。

米グーグル、インドに100億ドル投資 デジタル化支援
米アルファベット傘下のグーグルは13日、インドで今後5─7年間にわたり株式投資や提携に約100億ドルを投資すると述べた。主要な成長市場であるインドでグーグルとして過去最大の計画となる。

オンワードHD ZOZOと再提携へ オーダーメード衣料品の製造販売【NHK】

アパレル大手のオンワードホールディングスは、国内最大級のファッション通販サイトを運営するZOZOと、オーダーメードの衣料品の製造販売で提携することになりました。

発表によりますと、オンワードホールディングスはZOZOから提供を受けたおよそ100万件の体形のデータを活用し、オーダーメードのジャケットやパンツなどをおよそ10日で製造して届けるサービスを来月下旬から始めます。

ZOZOの通販サイトからオーダーメードのブランドの商品を買う際、自分の身長と体重を入力すると、最適なサイズが示されるということです。

また、注文してから商品が届くまですべてインターネット上で完結するとしています。

会社では今後、靴などにも対象を広げ、5年後には年間100億円規模の売上げを目指すとしています。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響でアパレル業界の経営状況は悪化していて、オンワードもことし5月までの3か月間の決算が24億円の赤字となっています。

オンワードは、値引きサービスに反発してZOZOが運営する通販サイトから撤退していました。

しかし百貨店に出店している店舗の売れ行きが低迷していることなどから、ネット通販を強化するため再びZOZOのサイトに出店する形となりました。

オンワードHD ZOZOと再提携へ オーダーメード衣料品の製造販売 | NHKニュース
【NHK】アパレル大手のオンワードホールディングスは、国内最大級のファッション通販サイトを運営するZOZOと、オーダーメードの衣料…

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
電気自動車メーカーのテスラにスピード違反疑惑が持ち上がっています。株価の上昇が行き過ぎではないのかという論争です。ブルームバーグ・インテリジェンスは、「バイデン政権」が電気自動車の税優遇を継続すると予想。一方でブルームバーグのコラムは、電気自動車メーカーが永遠にテスラだけだという前提はいずれ崩れると指摘し、バブルの可能...

本日の銘柄ニュース

ベルシステム24ホールディングス【6183】

ベルシステム24ホールディングスは、新型肺炎により、コールセンターの稼働の減少が1カ月あまり続き、業績への影響が心配されていたが、予想よりも影響が軽微だった。

軽微だった理由は、クライアントによる休業補償負担があったため。

緊急事態宣言解除後の需要の増加を予想し、クライアントが体制維持を希望したことが、奏功した。

また、このことから、コールセンターBPOの需要が高いことが伺える。

そのため、同社はコールセンターBPO市場の拡大の恩恵を受け、業績の伸長が見込める。

なお、CRM事業は対新型肺炎経済対策のスポット需要が堅調であることから、底堅く推移するとみられる。

さらに、リモートワークの拡大が、オペレーターの確保やコールセンターの固定費の負担削減につながる可能性もある。

印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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