本日の相場見通し(2020年7月15日)

2020年7月15日の相場解説

7月14日の日経平均株価は、前日の米国市場で株価が下落したことを受け、軟調に。
米国での新型肺炎による経済活動の再制限が懸念され、上値の重い展開となった。
また、前日急騰した反動で、利益確定売りが出やすかったことも、日経平均株価の重しとなった。
最終的に日経平均株価は、前日比197円73銭安の22,587円01銭で取引を終えた。
NYダウは、米主要企業の4月~6月期決算をにらんだポジション調整の買いが入ったことから、上昇。
また、米バイオ医薬品のモデルナが、現在開発中の新型肺炎のワクチン候補について、採取段階の治験を今月27日頃から開始すると報じられたことも、NYダウの上昇を後押し、NYダウは一時600ドル超上昇した。
最終的にNYダウは、前日比556.79ドル高の26,642.59ドルで取引を終えた。

これを受けてNYダウは563ドル高、ナスダックも207pt高まで上昇したものの、カリフォルニア州知事が州内の全ての郡にレストランやバーなどの屋内営業の停止を命じたことが伝わると、NYダウは下落。
また、ナスダックも下落した。
最終的にNYダウは、前日比10.50ドル高の26,085.80ドルで取引を終えた。

東京時間のドル円は、リスク回避のドル買いが進んだことから、序盤、1ドル107円30銭台で推移。
東京株式市場がスタートすると、日経平均株価が前日比マイナスで推移する一方で、ドル円は1ドル107円38銭まで上昇したが、仲値近辺で実需筋のドル売りが出たことから、1ドル107円20銭台に下落した。
さらに日経平均株価が下げ幅を拡大したため、1ドル107円20銭を割り込む展開に。
後場に入るとドル円は1ドル107円15銭近辺まで下落したが、再び1ドル107円20銭台に浮上。
欧州勢が入るとNYダウ先物の上昇を受けてドルの買い戻しが入り、1ドル107円37銭まで水準を上げる場面もあったが、NYダウ先物がマイナス圏に沈むと、再び1ドル107円20銭台に下落した。
ロンドン時間に入ると、ドル円は1ドル107円30銭台に再浮上したものの、もみ合う展開に。
しかし、NYダウ先物が上昇すると、クロス円が上昇し、ドル円もつれて1ドル107円40銭まで上昇した。
米国時間に入ると、ドル円は1ドル107円35銭で再びもみ合いとなったが、米フロリダ州で新型肺炎による1日の死者数が過去最多となったことから1ドル107円27銭前後に水準を下げてもみ合いとなった。
しかし、対ユーロ中心にドル売りが進むと、1ドル107円23銭まで円高・ドル安が進んだ。
その後も、ドル円は1ドル107円25銭前後で推移した。
最終的にドル円は、1ドル107円18銭~107円28銭で推移した。

本日の日経平均株価は、NYダウが大幅上昇したことを受け、強含みとなるだろう。

本日のニュース

サイゼリヤ 9か月間の決算 27億円余の赤字 コロナ影響【NHK】

外食チェーン、サイゼリヤのことし5月までの9か月間の決算は、新型コロナウイルスの影響で行った店舗の休業や営業時間の短縮が響き、最終的な損益が27億円余りの赤字になりました。
サイゼリヤの去年9月からことし5月までの9か月間の決算によりますと、売り上げは980億円余りと前の年の同じ時期に比べて15.3%減少し、最終的な損益は27億円余りの赤字になりました。
これは、新型コロナウイルスの影響で行った店舗の休業や営業時間の短縮などが響いたためです。
また、来月までの1年間の業績予想については、新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しが立たないとして、ことし4月に公表した予想を取り下げて「未定」としました。
サイゼリヤの堀埜一成社長は記者会見で「営業戦略については、既存店の売り上げは100には戻らないという前提で進めようと考えている。コロナ以前の8割の売り上げで利益を出す構造を作り出すために経費と原価を下げていく」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200714/k10012515741000.html?utm_int=news-business_contents_list-items_002

中国、米の台湾への武器売却巡りロッキードに制裁へ【ロイター】

中国外務省は14日、台湾のパトリオット地対空ミサイル更新計画の主要受注者となっている米ロッキード・マーチンを制裁の対象にすると表明した。
米政府は先週、台湾のパトリオット地対空ミサイル更新計画を承認した。同計画の規模は6億2000万ドルとされる。
中国外務省の趙立堅報道官は会見で、「中米関係の一段の悪化を防ぎ、台湾海峡の平和と安定のため」、米国に台湾への武器売却を止めるよう求めると表明。
「国益を守るため、中国は必要な措置を取り、今回の件の主要契約者であるロッキード・マーチンに制裁を発動することを決定した」と述べた。詳細には踏み込まなかった。
現時点でロッキードのコメントは得られていない。
https://jp.reuters.com/article/china-usa-taiwan-idJPL3N2EL2H3

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
決算を発表したJPモルガン・チェースはトレーディングが好調で、銀行株の中でほぼ独歩高を演じました。しかし、そのJPモルガンのダイモン最高経営責任者(CEO)は今回のリセッション(景気後退)の特異性を指摘。「当局が打ち出したあらゆる政策措置の影響で、すぐには表れてこないだけだ」と、先行きに慎重です。以下は一日を始めるにあ...

本日の銘柄ニュース

ラクス【3923】
ラクスの2020年3月期は増収減益。
営業減益となったのは、クラウド事業の大幅な人員増員やマーケティング投資の強化等の投資がかさんだことが主因。
なお、2021年3月期について、会社は増収増益予想を立てており、売上高は146.7億円、営業利益は32.9億円としている。
新型肺炎の影響により、人件費や広告宣伝費が抑制されたと考えられる。
また、同社の6月月次売上高は、鈍化するとの見方があったものの、全社売上高が前年同月比34.3%増、クラウド事業が同34.9%増、IT人材事業が同32.1%増と好調。
展示会の中止や商談の遅れといった影響があったが、リモートワークの需要拡大による恩恵を受け、メール配信やメールディーラーなど、同社製品の需要が増加したものと考えられる。
印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

おススメの証券会社

本日の相場
投資塾~今から始める株のお話~
タイトルとURLをコピーしました