本日の相場見通し(2020年7月23日)

2020年7月23日の相場解説

7月22日の日経平均株価は、前日のNYダウが上昇した一方で、ナスダックが高値警戒感から売り優勢となったため、ハイテク株を中心に売られる展開に。

また、4連休前の最後の営業日となったことから、利益確定売りが優勢となったことも、株価の下押し材料となった。

最終的に、日経平均株価は前日比132円61銭安の22,751円61銭で取引を終えた。

 

NYダウは、米製薬大手のファイザーと独バイオ医薬品のビオンテックが開発中の新型肺炎のワクチンについて、規制当局の承認を前提に、最大6億回分を米政府に供給することで合意したと発表。

ワクチンの早期実用化により、経済活動が正常化するとの期待感から、NYダウは上昇し、前日比165443ドル高の27,005.84ドルで取引を終えた。

また、ナスダックも25.77ポイント高と小幅高で取引を終えた。

 

東京時間のドル円は、序盤、1ドル106円70銭台で推移した。

米10年債利回りが上昇したため、1ドル106円89銭まで持ち直す場面もあったが、上値を追う展開にはならず、東京都の新型肺炎の新規感染者数が230人~240人との報道がされると、1ドル106円70銭台に再び値を下げた。

午後に入ると1ドル106円80銭台に浮上したものの、同水準でのもみ合いが続いた。

ロンドン時間に入ると、米中関係の悪化への懸念から、ドル買いが進んだため、ドル円は106円90銭台に浮上。

また、NYダウ先物も120ドル超下落すると、ドル円は1ドル107円台を回復した。

ニューヨーク時間に入ると、米連邦住宅局が発表した5月FHFA住宅指数が事前予想の前月比+0.3%に対し同-0.3%と予想外のマイナスとなり、前月の同+0.1%からも低下した。

また、米6月中古住宅販売件数が事前予想の475万件を下回る472万件となったものの、3月以来最高値となったことが好感された。

そのため、ドル買い優勢となり、ドル円は1ドル107円21銭まで上昇した。

また、米政府が在ヒューストン中国総領事館閉鎖を命じ、中国が報復を表明したことから、リスク回避のドル買いが進んだことも、ドル円の上昇を後押しした。

さらに、米20年債の入札が低調だったことから、米10年債利回りの低下が一服し、ドル円は1ドル107円20銭台で推移する展開に。

最終的にドル円は、1ドル107円11銭~107円21銭で取引を終えた。

 

本日のニュース

三菱自動車 岐阜の子会社「パジェロ製造」工場の生産停止方針【NHK】

業績が低迷している三菱自動車工業は、立て直しに向けて国内の生産体制を見直し、岐阜県にある子会社、「パジェロ製造」の工場での生産を止める方針を固めました。

三菱自動車は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などで世界的に車の販売が大幅に減少したことから、昨年度の決算で最終的な損益が250億円余りの赤字に陥りました。

このため会社は国内の生産体制を見直してコスト削減を図るため、岐阜県坂祝町にある子会社、「パジェロ製造」の工場での車の生産を止める方針を固めました。

工場などで働くおよそ1000人の従業員は、配置転換などで雇用を維持したい考えで、生産している車種の一部を愛知県岡崎市の工場に移すことにしています。

この工場はかつて四輪駆動車ブームをけん引した「パジェロ」を長年、生産してきましたが、去年8月に国内向けの生産を終えました。

昨年度は主にミニバンや海外向けの「パジェロ」、合わせておよそ6万3000台を生産しました。

一方で、新型コロナウイルスの感染拡大による販売の落ち込みの影響もあって、今月はほとんどの日で生産を停止していました。

三菱自動車は、経営資源を主力の東南アジア市場に集中させるとともに、人員の再配置を検討していて、内容を詰めて、今月27日に公表する見込みです。

三菱自動車 岐阜の子会社「パジェロ製造」工場の生産停止方針 | NHKニュース
【NHK】業績が低迷している三菱自動車工業は、立て直しに向けて国内の生産体制を見直し、岐阜県にある子会社、「パジェロ製造」の工場で…

 

東芝の取締役選任、米ファラロンがエフィッシモなどの提案支持【ロイター】

米ヘッジファンドのファラロン・キャピタル・マネジメントは22日、東芝(6502.T)の取締役選任を巡り、アクティビスト(物言う株主)のエフィッシモ・キャピタル・マネジメントや3Dオポチュニティー・マスター・ファンドが提案している候補者に賛成票を投じると発表した。

エフィッシモは東芝の株式15%を保有する筆頭株主。ファラロンは5%超保有している。3Dオポチュニティーを含めたヘッジファンド3社の保有率は約25%。

ファラロンは声明で「東芝がコーポレートガバナンスの一段の強化を図ることは、全てのステークホルダーにとって重要だ」とした。

東芝の広報担当者はファラロンの発表について、個別の株主に関するコメントはしないとした。

東芝の取締役選任、米ファラロンがエフィッシモなどの提案支持
米ヘッジファンドのファラロン・キャピタル・マネジメントは22日、東芝の取締役選任を巡り、アクティビスト(物言う株主)のエフィッシモ・キャピタル・マネジメントや3Dオポチュニティー・マスター・ファンドが提案している候補者に賛成票を投じると発表した。

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース
企業の決算発表と合わせて市場関係者が注目しているのが、米国の追加経済対策。この日の米株式相場は、共和党の重鎮が対策法案の早期成立に懐疑的な見方を示したことから、上げ幅を大きく縮小しました。カンフル剤頼みの経済、少しでも緩みが見えたらそれに反応する市場には危うさも感じられます。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい...

 

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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