本日の相場見通し(2020年9月9日)

2020年9月9日の相場解説

9月8日の日経平均株価は、NYダウ先物の上昇や前日の欧州株高を好感し、買い戻し優勢に。

そのため、日経平均株価は前日比184円18銭高の23,274円13銭で取引を終えた。

NYダウは前週に引き続きハイテク株が利益確定売りで下落。

また、トランプ米大統領が7日の記者会見で、「分離や重い関税を通じ、中国依存を終わらせる」と発言したことも相場の下押し要因となった。

最終的にNYダウは前週末比632.42ドル安の27,500.89ドルで取引を終えた。

また、ナスダック総合指数は前週末比465.45ポイント安の10,847.69で取引を終えた。

 

東京時間のドル円は、序盤1ドル106円30銭前後で推移し、東京株式市場がスタートすると、1ドル106円20銭台に下落した。

そのまま1ドル106円20銭台で膠着状態が続いたが、ロンドン時間に入ると1ドル106円30銭台に浮上した。

しかし、クロス円が弱含むとドル円は1ドル106円20銭台に再び下落し、ニューヨーク時間に入るとNYダウ先物や欧州株の下落を受けて1ドル105円90銭台まで円高が進んだ。

さらにNYダウが600ドル超下落すると、ドル円は1ドル105円86銭まで下落したが、米財務省が過去最大となる500億ドル規模の3年債入札を実施し、最高落札利回りが0.17%と過去最低を記録すると、米10年債利回りが下げ止まったため、ドル円は1ドル105円98銭まで戻した。

最終的にドル円は、1ドル105円97銭~106円07銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、米株価の下落が下押し要因となるだろう。

また、再び1ドル105円台に円高が進んだことも、相場の下押し要因になると考えられる。

 

本日のニュース

住友商事、米シェールガスから撤退 権益を売却【日本経済新聞】

住友商事は7日、米ペンシルベニア州で手掛けていた天然ガス開発プロジェクト「マーセラス・シェールガス」で保有していた約30%の権益すべてを売却したと発表した。

売却額は百数十億円とみられ、これで米国でのシェールガス開発から撤退することになる。

権益を買収した当時との差額を考えて数十億円の赤字となるが、すでに今期の業績予想に織り込んでいるという。

売却先は公表していないが、米国企業とみられる。

住商は現在もテキサス州でシェールオイルの開発権益を保有しているが、米シェールガス開発で保有していた権益はマーセラスだけだった。

米国内ではシェールガスの増産が進み、価格が下がって投資時に期待していた収益を確保できない状態が続いていた。

ペンシルベニア州を含む米国の北東部にある4州には広大なシェール層が広がり、同国を代表するガス産地の1つとなっている。

住商は合計で約175億円を投じて権益を取得し、2010年から開発プロジェクトに参入していた。

住商は21年3月期の連結最終損益を過去最大の1500億円の赤字(前期は1713億円の黒字)と見込む。

新型コロナウイルスの感染拡大などで資源や鋼材など幅広い事業の損益が悪化し、計2500億円の損失が出る。

立て直しのため、資源など投資案件の見直しを急いでいる。

一方で、欧州の北海油田では石油・ガス開発を続けている。「今後もガス開発で有望な案件があれば、投資を検討していく」という。

住友商事、米シェールガスから撤退 権益を売却(写真=ロイター)
住友商事は7日、米ペンシルベニア州で手掛けていた天然ガス開発プロジェクト「マーセラス・シェールガス」で保有していた約30%の権益すべてを売却したと発表した。売却額は百数十億円とみられ、これで米国でのシェールガス開発から撤退することになる。権益を買収した当時との差額を考えて数十億円の赤字となるが、すでに今期の業績予想に織...

 

家電量販大手 7月 美容家電が販売好調 新型コロナの影響か【NHK】

新型コロナウイルスの感染拡大が続いていたことし7月、家電量販大手では脱毛器などの美容家電がよく売れたということです。

エステ店の利用を控えた人などが自宅で使用するために購入したとみられています。

家電量販大手のビックカメラによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、グループ全体の売り上げはことし3月以降2割から1割落ち込みましたが、6月ごろからは持ち直したということです。

ことし7月によく売れたのは、光を当てることで体毛が除去できる美容家電の1つ、脱毛器で去年の同じ時期と比べて金額ベースで2倍ほど売れたということです。

新型コロナウイルスの影響でエステ店への利用を控えて自宅で美容に励む人が増えたためとみられています。

このほか、白物家電も売れていて去年の同じ時期と比べて、冷蔵庫は1.2倍、ドラム式洗濯機は1.3倍売れたということです。

政府による現金10万円の一律給付が買い替えを後押ししたのではないかとみられています。

さらに学校の臨時休校で子どもが自宅にいる時間が増えたのをきっかけに食事を簡単に楽しめるようにとホットプレートの売れ行きも好調だということです。

ビックロビックカメラ新宿東口店の佐々木透さんは「家電製品の売れ筋を見ていても新型コロナウイルスの影響が色濃く出ているのを感じます。こうした時期だからこそ家にいる時間を何とか楽しみたいという消費者の気持ちが消費動向に表れていると思う」と話していました。

家電量販大手 7月 美容家電が販売好調 新型コロナの影響か | NHKニュース
【NHK】新型コロナウイルスの感染拡大が続いていたことし7月、家電量販大手では脱毛器などの美容家電がよく売れたということです。エス…

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
トランプ大統領はこれまで、米食品医薬品局(FDA)内部の「ディープステート」のメンバーが新型コロナウイルスのワクチン承認を遅らせていると主張したり、10月中にもワクチン実用化の準備が整う可能性を示唆したりしています。ワクチン関係者にさまざまな形で圧力をかけてきましたが、この日は官民上げて、ホワイトハウスの干渉に対抗する...

 

本日の銘柄ニュース

ヤクルト本社【2267】

ヤクルト本社は、今回のコロナショックによる世界的な健康志向の高まりの恩恵を受けると考えられる。

ただ、中国事業の低迷が長期化しているが、中国政府が乳製品を推奨していることもあり、価格競争が激化している中で、値下げしていない同社の金額ベースでのシェアが拡大している点はポジティブ。

さらに、外出自粛やロックダウン等でヤクルトレディの活動が制限されていた中国以外の国々での販売数量は、回復基調にある。

また、アジア・オセアニア地域については、インドネシアやベトナムでの売上が伸長していることから、今後も同国での販売数量は拡大すると考えられる上、特にインドネシアは2015年以降、1年おきに値上げを行い、収益も向上している。

印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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