本日の相場見通し(2020年10月19日)

2020年10月19日の相場解説

10月16日の東京株式市場は、序盤は値がさ株のファーストリテイリングの好業績を受けて上昇したが、欧州での新型肺炎の感染再拡大やそれに伴う夜間外出禁止などの動きを受け、景気後退への懸念から次第にリスクオフムードに。

日経平均株価は前日比96円60銭安の23,410円63銭で取引を終えた。

NYダウは、欧州で新型肺炎の感染が再拡大していることが重しとなる一方で、米製薬大手のファイザーが独ビオンテックと共同開発する新型肺炎ワクチン候補について、11月後半にもFDAに緊急使用許可申請をすると発表。

このことが材料視され、NYダウは上昇し、前日比112.11ドル高の28,606.31ドルで取引を終えた。

また、ナスダック総合指数は、前日比42.31ポイント安の11,671.56で取引を終えた。

 

東京時間のドル円は序盤、1ドル105円30銭台で推移し、日経平均株価が一時プラス圏に浮上すると1ドル105円43銭まで浮上したが、上値が重く、1ドル105円30銭台に押し戻される展開に。

英国とEUの通商交渉の決裂が懸念されたことから、1ドル105円19銭までじり安となった。

また、日経平均株価が後場に入り100円前後の下落となったことも、ドル円の下押し材料となった。

欧州勢が参入するとドル売りが一服したため、ドル円は1ドル105円20銭台を回復し、1ドル105円30銭台に浮上したものの、もみ合いが続いた。

ロンドン時間に入るとドル円は再び1ドル105円20銭台に水準を下げた。

米国時間に入ると、9月の米小売売上高が発表され、事前予想の前月比+0.8%を上回る同+1.9%となった。

この結果を受けた米10年債利回りの上昇により、ドル円は1ドル105円45銭まで浮上したが、

一方で、9月の米鉱工業生産は事前予想の前月比+0.5%を下回る同-0.6%となり、10月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は事前予想の80.5を上回る81.2となった。

そのため、ドル円は1ドル105円40銭近辺で推移したものの、その後は動意に欠ける展開となった。

最終的にドル円は、1ドル105円34銭~105円44銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、前日のNYダウの上昇が好感されると考えられるものの、材料難から方向感の出にくい展開になりやすいと考えられる。

 

本日のニュース

米石油・ガス掘削リグ稼働数、1月以来の大幅増=ベーカー・ヒューズ【ロイター】

エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズが発表した16日までの週の米国内石油・天然ガス掘削リグ稼働数は前週比13基増の282基と、1月以来の大幅増を記録した。

増加は5週連続。

原油価格がここ数カ月間1バレル=40ドル付近で推移していることを受けて、生産者が掘削を再開した。

リグ稼働数は8月14日までの週に、ベーカー・ヒューズが統計を開始した1940年以降で最低の244基まで減少していた。

16日までの週は、石油リグ稼働数が12基増の205基で、6月以来の高水準。天然ガスリグ稼働数は1基増の74基だった。

新型コロナ流行を受けた需要減により、米原油価格は依然として年初の水準を約34%下回っているが、ロックダウン(都市封鎖)解除に伴う世界経済とエネルギー需要回復への期待から、WTI原油先物は過去6カ月で116%上昇している。

アナリストは、原油相場の回復を受け、一部で掘削を再開する動きがあると指摘。

チューダー・ピッカリング・ホルトのアナリストは今週、年末にかけて穏やかながら再開の勢いが増すとの見方をあらためて示した。

米石油・ガス掘削リグ稼働数、1月以来の大幅増=ベーカー・ヒューズ
エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズが発表した16日までの週の米国内石油・天然ガス掘削リグ稼働数は前週比13基増の282基と、1月以来の大幅増を記録した。増加は5週連続。 原油価格がここ数カ月間1バレル=40ドル付近で推移していることを受けて、生産者が掘削を再開した。 リグ稼働数は8月14日までの週に、ベーカー・ヒ...

 

東芝 “解読されない” 次世代の暗号技術 国内外で事業化へ【NHK】

エラー|NHK NEWS WEB

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
「中国は新型コロナウイルス感染症(COVID19)を基本的に制御した」-。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は事実上のウイルス克服を宣言しました。しかし欧米などで急速に感染が拡大しており、輸出と製造業に景気回復を依存する中国の先行きにも暗雲は立ちこめています。19日発表の中国の7-9月(第3四半期)国内総生産(GDP)...

 

本日の銘柄ニュース

富士通ゼネラル【6755】

富士通ゼネラルは、2021年3月期上期(4-9月)会社計画について上方修正した。

売上高1,200億円から1,260億円、営業利益45億円から77億円へ増額している。

上方修正の主な原因は、北米・欧州の空調機需要回復や為替相場好転。

同2Q(7-9月)は売上高679億円(前年同期比4%減)・営業利益37億円(同1%増)と考えられる。

なお、同下期計画は売上高1,460億円→1,540億円(同19%増)・営業利益115億円→113億円(同30%増)に修正、欧州・北米・日本の売上を上積みしているものの、部材価格の上昇や為替相場の悪化を見込んでいる。

印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

おススメの証券会社

本日の相場
投資塾~今から始める株のお話~
タイトルとURLをコピーしました