本日の相場見通し(2020年10月22日)

2020年10月22日の相場解説

10月21日の東京株式市場は、前日のNYダウが上昇をしたことを受け、小幅上昇してスタート。

また、米製薬会社のモデルナの幹部が開発中の新型肺炎のワクチンについて、12月にFDAの緊急使用許可を得られる可能性があると明かしたことが伝わったことも、相場を下支えした。

最終的に、日経平均株価は前日比72円42銭高の23,639円46銭で取引を終えた。

NYダウは、米追加経済対策の成立の見通しが依然として不透明であることから、もみ合う展開に。

また、米大統領選を前に様子見ムードが広がっていることも、積極的な商いを手控える動きにつながった。

そのため、NYダウは前日比97.97ドル安の28,210.82ドルで取引を終えた。

また、ナスダック総合指数は、前日比31.80ポイント安の11,484.69で取引を終えた。

 

東京時間のドル円は、序盤、1ドル105円40銭台で推移し、仲値近辺では1ドル105円30銭台に水準を下げた。

午後に入ると、NYダウ先物が180ドル超上昇し、米10年債利回りが0.82%台へ上昇したことを受けて、リスクオンムードが強まったことから、ドル売り優勢に。

ドル円は1ドル105円20銭台に下落した。

欧州勢が参入すると、クロス円が円高地合いになったことが波及し、ドル円は1ドル105円10銭台に。

ロンドン時間に入ると円高がさらに進み、1ドル104円銭80銭台まで下落しもみ合いが続いた。

ニューヨーク時間に入ると円高がさらに進み、ドル円は1ドル104円30銭台に。

ドル売りが一服すると1ドル104円54銭へ戻したが、この日発表のベージュブックを前に小動きとなった。

発表されたベージュブックの内容がほぼ想定内であることが判明すると、ドル円は1ドル104円50銭台で方向感のない展開に。

最終的にドル円は、1ドル104円54銭~104円64銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、前日の米株の下落と円高進行が上昇の抑制要因となり、軟調に推移すると考えられる。

 

本日のニュース

化学メーカー2社 経営統合を中止 コロナ影響で事業環境悪化【NHK】

大阪と京都に本社がある化学メーカー2社が、新型コロナウイルスの影響で事業環境が急速に悪化しているとして、すでに合意していた経営統合を中止すると発表しました。

感染拡大が企業の統合戦略を根底から覆す事態になっています。

これは大阪市に本社がある「日本触媒」と京都市に本社がある「三洋化成工業」が21日に発表しました。

両社は、おむつ用の吸水性樹脂の製造でそれぞれ世界首位と5位の企業で、競争力を高めようと去年5月に経営統合することで基本合意していました。

その後、新型コロナウイルスの感染拡大と世界経済の悪化で統合の時期を今月から来年4月に延期していました。

しかし、その後も両社の業績の見通しが立ちにくいことや、「日本触媒」が今月に入って業績の下方修正を行ったことなどから統合比率を見直さなければならなくなり、前提が崩れたとして中止する結論に至ったということです。

新型コロナの感染拡大は企業の統合戦略を根底から覆す事態になっています。

両社は「製品需要の先行き不透明感が増すなど、取り巻く環境が急速に悪化しているため、経営統合を実施することが困難になったとの認識に至った」とコメントしています。

化学メーカー2社 経営統合を中止 コロナ影響で事業環境悪化 | NHKニュース
【NHK】大阪と京都に本社がある化学メーカー2社が、新型コロナウイルスの影響で事業環境が急速に悪化しているとして、すでに合意してい…

 

FRB、金融安定リスクへの注視必要=クリーブランド連銀総裁【ロイター】

米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は21日、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策に対する新たなアプローチは低金利・低インフレ下でFRBの経済に対する影響力を高めるが、金融安定リスクを注視し続ける必要があると述べた。

オンラインイベントで、強いインフレ圧力と金融安定リスクが存在せず、雇用が堅調なだけではFRBの懸念要因にならないことを新たな枠組みは明確にしていると指摘。

ただ、低金利が借り入れ増加や財務レバレッジの上昇、イールド・ハンティング(利回り追求)の動きなどを促す可能性に留意する必要があるとし、「マクロ経済の安定につながる金融政策は金融の安定を促進する一方、中立金利が低い環境下では持続的な緩和政策が場合によっては金融システムの脆弱性を高める可能性がある」とした。

また、「低金利下で、金融政策と金融安定とのつながりに対する最善のアプローチ法を巡り、一段の検証が必要だ」と語った。

FRB、金融安定リスクへの注視必要=クリーブランド連銀総裁
米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は21日、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策に対する新たなアプローチは低金利・低インフレ下でFRBの経済に対する影響力を高めるが、金融安定リスクを注視し続ける必要があると述べた。

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

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「投票所では妨害に遭うでしょう。それでも投票を」と、ジーンズ大手リーバイスの公共広告ではモデルや俳優が視聴者に呼び掛けます。トランプ大統領の発言やツイートに応え、武装した「選挙自警団」が投票所で威圧する中、長蛇の列に耐えて市民としての義務を果たす有権者。米国では一部で期日前投票が始まっています。以下は一日を始めるにあた...

 

本日の銘柄ニュース

日本高純度化学【4973】

日本高純度化学の2021年3月期2Qは増収減益。

今期は自動車生産台数の減少によりコネクター用硬質金めっき薬品「BAR7」の出荷が伸び悩んでいる。

ただし、想定よりは回復ペースは速く、会社計画を上回る可能性がある。

なお、2022年3月期には、パソコンや家電製品のマザーボードに使用される無電解金めっき薬品の「IM-GOLD」の出荷が伸び、2桁増益になる可能性がある。

「BAR7」については、3Qが2Q対しどのくらい回復するかが注目ポイントであると考えられる。

印象としてはニュートラル。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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