本日の相場見通し(2020年10月23日)

2020年10月23日の相場解説

10月22日の東京株式市場は、前日のNYダウの下落と、急激な円高進行を受けて下落。

ロシアとイランが米大統領選に介入しようとしているとの報道があったことも、相場の警戒感につながった。

最終的に、日経平均株価は前日比165円19銭安の23,474円27銭で取引を終えた。

NYダウは、追加経済対策をめぐり、野党民主党のペロシ下院議長がトランプ米政権との協議に進展があったとの認識を示し、米政権も議論を継続する意向を示した。

そのため、与野党合意への期待から、NYダウは買いが先行した。

そのため、NYダウは前日比152.84ドル高の28,363.66ドルで取引を終えた。

また、ナスダック総合指数は、前日比21.32ポイント高の11,506.01で取引を終えた。

 

東京時間のドル円は、円高進行を受けた実需筋によるドル買いが入ったことから、1ドル104円70銭台に浮上。

1ドル104円75銭まで上値を伸ばした後も1ドル104円70銭台で推移したが、その後は方向感のない状態が続いた。

欧州勢が参入するとドル円は米追加経済対策の早期実施期待が後退したことから、ドル売り優勢となったため、1ドル104円48銭まで下落。

しかし、欧州株安とNYダウ先物の軟調によりリスクオフのドル買いが入ったため、ドル円は再び1ドル104円70銭台に浮上した。

ニューヨーク時間に入ると、前週分新規失業保険申請件数が発表され、事前予想の87.0万件を下回る78.7万件となり、前回の89.8万件(修正前84.2万件)から減少したことが好感されたほか、米9月中古住宅販売件数が事前予想の630万件を上回る654万件となったことが好感され、ドル買い優勢に。

ドル円は1ドル104円89銭までじり高となったが、米大統領選候補の討論会待ちムードが強く、小動きとなった。

最終的にドル円は、1ドル104円86銭~104円96銭で推移した。

 

本日の日経平均株価は、前日の米株の上昇が好感される一方で、週末のポジション調整の売りが上値を抑えると考えられる。

そのため、上昇しても小幅上昇にとどまる可能性があることに留意したい。

 

本日のニュース

「三菱スペースジェット」開発費さらに削減 納入不透明な状況【NHK】

国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット」について、三菱重工業は開発費をさらに削減する方針を固めました。

「2021年度以降」としている初号機の納入の見通しがいっそう不透明な状況になっています。

関係者によりますと、スペースジェットの開発を進めている三菱航空機の親会社の三菱重工業は、開発費を来年度以降、さらに削減する方針を固めました。

すでに今年度の開発費を従来の半分程度に減らすなど開発体制を大幅に縮小していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が長引き航空機需要の回復が見通せないほか、アメリカでの飛行試験も中断を余儀なくされています。

このため三菱重工業は、機体の安全性を証明する「型式証明」の取得に向けた作業は続けるものの、来年度以降の開発費を一段と削減する方針で、来週発表する中長期の経営計画にあわせて明らかにすることにしています。

これによって、「2021年度以降」としている初号機の納入の見通しもいっそう不透明な状況になりました。

スペースジェットは国産初のジェット旅客機で、日本の航空機産業を育成するプロジェクトとして大きな期待が寄せられてきましたが、開発の途上で厳しい事態に追い込まれる形になりました。

エラー|NHK NEWS WEB

 

OPECプラスの協調減産、現行水準維持も プーチン氏示唆【ロイター】

ロシアのプーチン大統領は22日、原油の協調減産について、ロシアが現行水準での継続を排除しないという考えを示した。

プーチン氏は会合で、石油輸出国機構(OPEC)のサウジアラビアや非加盟国の米国などと接触しているとし、「われわれは協定を何か変更する必要はないと考えており、市場がどう回復しているかを注意深く見ていく。消費は増加傾向にある」と述べた。

一方で、「既存の減産を維持することや、これまでの計画ほど早期に撤回しないという可能性も排除しない」とし、「必要であれば、さらに削減するという決定もできるだろう。しかし、現時点でその必要性はないと考えている」と語った。

ロシアを含む主要産油国で構成する「OPECプラス」は、低迷する石油市場を支えるため、現時点で日量770万バレルの協調減産を続けており、来年1月に減産枠をさらに200万バレル縮小する予定。

一部の専門家は、需要見通しが弱いため、OPECプラスが減産縮小を遅らせる可能性があるとみている。

OPECプラスは12月1日にオンラインで閣僚会議を開き、今後の戦略を協議する。

OPECプラスの協調減産、現行水準維持も プーチン氏示唆
ロシアのプーチン大統領は22日、原油の協調減産について、ロシアが現行水準での継続を排除しないという考えを示した。

 

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
欧州で新型コロナウイルス感染の再拡大が止まりません。フランスでは直近24時間の新規感染者数が4万人を超えました。このほかイタリア、ドイツ、オランダなどでも新規感染者数が過去最多を記録。域内各国で夜間外出禁止などの措置が広がっています。カステックス仏首相は「11月は試練の月になる」と述べました。感染拡大を抑え込めるか注目...

 

本日の銘柄ニュース

ディスコ【6146】

ディスコの2021年3月期2Qは増収増益。

営業利益は、10月15日の日経観測記事をやや上回る水準で着地し、3Qの出荷ガイダンスは411億円(前年同期比17%増、前四半期比2%減)となっている。

同社は通常、3Qの出荷は2Qよりも減少する。

ただし、今3Qに関しては、会社側がコメントしていたように、横ばい圏で推移する模様。

なお、3Qは、四半期の販管費が従来の125億円前後から、130億円前後に増加する見通しとなっている。

同社は、新型肺炎の感染拡大による特需の恩恵を受け、レガシープロセス向け半導体需要が強い。

また、中国スマホメーカーも、シェア上昇を狙った強い販売計画を持っている。

ただし、今後、それらの需要が減少してくる懸念があり、いずれ反動減になると考えられる一方で、メモリーの投資増に期待できる状況にもなってきている。

そのため、当社の出荷金額は4Q以降に前四半期比で増加局面に入る可能性がある。

印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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