本日の相場見通し(2020年11月13日)

2020年11月13日の相場解説

11月12日の日経平均株価は、前日のナスダック総合指数が上昇したことを手掛かりに、IT関連株を中心に買われる展開に。
そのため、日経平均株価は前日比171円28銭高の25,5520円88銭で取引を終えた。
NYダウは、欧米での新型コロナウイルスの再拡大と、米国の一部の都市で飲食店などの営業時間の制限や自宅待機韓国を出したことが嫌気され、下落。
NYダウは、前週末比317.46ドル安の29,080.17ドルで取引を終えた。
一方、ナスダック総合指数は、前日比76.84ポイント安の11,709.59で取引を終えた。

東京時間のドル円は、1ドル105円40銭台で推移。
仲値近辺で実需筋のドル売りが入ると、1ドル105円25銭まで下落し、その後も欧米での新型肺炎の蔓延がドル売りを誘い、1ドル105円30銭台まで回復したものの、軟調となった。
午後もドル円は1ドル105円20銭台で推移し、欧州勢が参入した後も、ドル売り優勢となったため、1ドル105円10銭台に水準を下げる場面もあった。
ロンドン時間に入るとドル円は1ドル105円30銭台に浮上し、ニューヨーク時間に入ってからも、同水準での推移が続いた。
また、この日発表の10月米消費者物価指数が事前予想の前年比+1.3%を下回る同+1.2%となり、前週分新規失業保険申請件数が事前予想の73.1万件から改善し、70.9万件となったことが判明すると、インフレの低下を受けて米10年債利回りが0.95%から0.92%に低下。
そのため、ドル円は1ドル105円10銭までじり安となる場面もあったが、1ドル105円20銭台を回復した。
しかし、米財務省が実施した270億ドル規模の30年債入札がやや好調な結果だったことから、米10年債利回りが低下し、ドル売り優勢に。
そのため、ドル円は1ドル105円10銭台に再び下落し、最終的に1ドル105円08銭~105円18銭で推移した。

本日の日経平均株価は、前日のNYダウが下落したことに加え、週末のポジション調整もあり、下落しやすいと考えられる。

本日のニュース

日産自動車 半年間の中間決算 最終損益 3299億円の赤字に【NHK】

業績が低迷している日産自動車のことし9月までの半年間の中間決算は、新型コロナウイルスの影響で国内外で販売が大きく落ち込んだことが響き、グループ全体の最終的な損益は3000億円を超える大幅な赤字となりました。
日産自動車が12日発表した、ことし9月までの半年間のグループ全体の売り上げは、去年の同じ時期より38.2%減って3兆926億円、最終的な損益は3299億円の赤字となりました。
ゴーン元会長の事件のあと経営の混乱が続いた日産は、拡大路線の見直しに伴って合理化を進めた結果、業績が低迷していましたが、今年度に入ってからは新型コロナウイルスの影響で販売が落ち込み、大幅な赤字となりました。
一方、足元では、中国などで車の需要が伸びていることや、日本やアメリカで新型車を投入することなどから、今年度1年間の販売台数の見通しをこれまでより4万台引き上げ、416万台としました。
ただし、経営の立て直しに向けた合理化の費用がかさむため、今年度1年間の最終損益は6150億円の赤字を見込んでいます。
内田誠社長はオンラインの会見で「不透明な経営環境が続くが、固定費の削減や生産能力の適正化などに一切妥協せず取り組み、早期の黒字化を目指したい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201112/k10012708631000.html?utm_int=news-business_contents_list-items_007

石油需要回復は来年後半以降に、ワクチン効果なお不明=IEA【ロイター】

国際エネルギー機関(IEA)は12日、新型コロナウイルスのワクチン普及による世界の石油需要回復は2021年後半まで実現しない可能性が高いとの見方を示した。
ワクチン開発進展に関する週初の発表を受け原油相場は上昇していたが、IEAの発表を受け反落した。
IEAは月報で「ワクチンによってどのように、そしていつ普通の生活に戻れるのかを理解するには時期尚早だ。現段階で21年上半期に大きな影響を与えることは見込んでいない」と指摘。
「需要見通しが軟調な上、一部の国は増産している。現在のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が相場を下支えするには弱すぎることを示唆する」とした。
北海ブレント原油先物LCOc1は序盤に0.8%安の1バレル=43.46ドルとなり、4営業日ぶりに反落した。
IEAは、9月の経済協力開発機構(OECD)加盟国の原油在庫が2カ月連続で緩やかに減少したものの、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)のさなかにあった5月に付けたピークからそう離れていないと指摘した。
IEAは今年の世界石油需要見通しを前回予想から日量40万バレル引き下げた。
欧州と米国で新型コロナ感染が再び拡大していることや、ロックダウン(都市封鎖)措置が再導入されていることを理由に挙げた。
中国とインドの需要見通しは引き上げ、全体の暗い見通しを幾分和らげた。
ただ、IEAの試算は新たなパンデミックは想定してない。
IEAは、石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」が、産油量を1月から日量200万バレル引き上げる計画であることから、供給が需要を上回ると警告した。
OPECプラスが減産幅を縮小する計画を進めた場合、原油在庫の減少傾向は21年第1・四半期に終わると指摘。
「ファンダメンタルズが変わらない限り、市場均衡化が進展するペースは遅いだろう」と述べた。
https://jp.reuters.com/article/iea-oil-idJPL4N2HY4HF

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
北半球の冬場に感染が再拡大する恐れ。専門家はかねてから指摘していましたが、欧州、米国、日本と規模の違いこそあれ軒並みその通りの状況になっています。週初にはワクチン候補について前向きなニュースもありましたが、市場は冷静な見方を取り戻しているよう。ダウ平均は300ドル余り下げて終了しました。以下は一日を始めるにあたって押さ...

本日の銘柄ニュース

富士通【6702】
富士通は、短期的には新型肺炎の影響を受けると考えられるが、中長期的な観点から見ると、5G関連需要や基幹系システム刷新需要の恩恵を受けると考えられる。
また、同社は生産性向上や経費削減にも取り組んでいるため、収益性の改善も期待できる。
2021年3月期は携帯端末販売代理店事業の譲渡益があることに加え、デバイスも上振れの要因になる可能性がある。
今2Qで受注が低迷したことがネガティブ要因ではあるが、下期には底を抜ける可能性がある。
印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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