本日の相場見通し(2020年12月2日)

2020年12月2日の相場解説

12月1日の東京株式市場は、前日の米国市場が軟調だったにも関わらず、買い優勢に。
米モデルナが開発中の新型肺炎ワクチンの緊急使用許可を米当局に申請したと伝わったことなどから、経済活動の正常化や景気回復を期待した買いが入ったため、日経平均株価は前日比353円92銭高の26,787円54銭で取引を終えた。

NYダウは、米ファイザーと米モデルナが開発中の新型肺炎ワクチンの販売承認を、条件付きでEU当局に申請したことが好感され、上昇。
また、米追加経済対策で、超党派の議員グループが9,000億ドル規模の追加策を公表したことも、株価の上昇を後押しした。
そのため、NYダウは前日比185.28ドル高の29,823.92ドルで取引を終えた。
また、ナスダック総合指数は前週末比156.37ポイント高の12,355.11で取引を終えた。

東京時間のドル円は、1ドル104円20銭台で推移。
昼前には1ドル104円30銭台に浮上し、午後に入ると1ドル104円44銭まで上値を伸ばした。
ただ、ユーロドルがじり高となったことからその後はもみ合いとなり、1ドル104円30銭台に再び水準を下げた。
ロンドン時間に入るとドル円は1ドル104円10銭台に水準を下げる場面もあったが、再び1ドル104円30銭台に浮上。
ニューヨーク時間に入ると、NYダウ先物が300ドル超高水準で推移し、米10年債利回りも上昇したが、ドル円の反応は鈍く、1ドル104円30銭台で小動きに。
また、この日発表の米11月ISM製造業景況指数が事前予想の58.0を下回る57.5となったものの、ドル円の反応は鈍かった。
しかしその後、ドル円は1ドル104円58銭まで浮上したものの1ドル104円45銭近辺に押し戻され、終盤は1ドル104円30銭台まで軟化した。
最終的にドル円は、1ドル104円26銭~104円36銭で推移した。

本日の日経平均株価は、新型肺炎のワクチンを巡るニュースが好感され、強含みとなるだろう。

本日のニュース

slackを米IT大手セールスフォースが2兆8000億円余で買収へ【NHK】
アメリカのIT大手セールスフォース・ドットコムはビジネス向けのチャットサービス「スラック」の運営企業を日本円にして2兆8000億円余りで買収することになりました。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が広がる中、同じサービスを手がけるマイクロソフトなどとの競争が激しくなりそうです。
セールスフォースは、1日、ビジネス向けを中心としたチャットサービスを運営するスラック・テクノロジーズを買収することで合意したと発表しました。
買収は株式交換と現金による支払いの組み合わせで行われ、買収総額は277億ドル、日本円にして2兆8000億円余りに上るということです。
来年7月までの完了を目指しています。
スラックはパソコンやスマートフォンでメッセージをやり取りできるサービスで、日本を含め、世界各地で14万を超える企業などが有料のプランを利用しています。
新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に在宅勤務が広がっていることでサービスの需要は伸びていて、セールスフォースとしては自社のITサービスと組み合わせて顧客層の拡大を図るねらいです。
この分野にはIT大手のマイクロソフトなども力を入れていて、今回の買収をきっかけに各社の競争が一層激しくなりそうです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201202/k10012741751000.html

米サイバーマンデー売上高 過去最高の1.1兆円【日本経済新聞】
米国のインターネット通販が大規模セールを実施した11月30日の「サイバーマンデー」で、売上高が前年比15%増の108億ドル(約1兆1300億円)に上った。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、米国の1日あたりの通販の売上高として過去最高を記録した。
米アドビが、通販を手がける上位100社の米小売企業のうち80社のウェブサイトの分析結果をもとにまとめた。
最大で127億ドルと見積もっていた同社の当初予測は下回った。
小売り各社が10月以降にセールを前倒しで実施したほか、在宅勤務などで日常的に通販の利用が増えたことで、サイバーマンデーの特殊性が薄れたとみられる。
サイバーマンデーのオンライン注文がピークを迎えた午後7時~11時の売り上げは27億ドルで、全体の25%を占めた。
売り上げの37%はスマートフォンからの購入だった。
通販で注文した商品を店頭で受け取るピックアップサービスの利用も人気で、前年から30%増えた。
新型コロナ下で迎えた今年の年末商戦は通販の好調ぶりが目立つ。
11月26日の感謝祭のオンライン支出は前年比22%増の51億ドル、27日のブラックフライデーでの支出は22%増の90億ドルといずれも前年から2割増えた。
一方、アドビは11~12月の年末商戦全体のオンライン販売予測を前年比30%増の1840億ドルに引き下げた。従来は1890億ドルと見込んでいた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66890260S0A201C2000000

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
11月最終日の欧米株式相場は総じて下落。ただ、米大統領選を筆頭にさまざまな材料があり波乱の展開も予想されていた中、S&P500種株価指数は月間ベースで10%を超える上げで取引を終えました。ワクチン接種には実務的な課題がまだ横たわっているとの指摘もある中、上昇相場の持続性にも関心が集まっています。以下は一日を始めるにあた...

本日の銘柄ニュース

KeePer技研【6036】
KeePer技研の11月の直営店全店の売上高は前年同月比56.1%増で。
10月は同58.0%増だったが、11月も引き続き堅調さが伺える内容になった。
既存店来店台数は同25.9%増、平均単価は同20.9%増と2桁伸長。
なお、洗車来店比率がやや上昇し、メニューミックスが悪化したため、10月に比べて平均単価は低下している。
また、人時生産性も10月比で若干低下しているが、その原因は、平均単価の低下と直近の採用強化による人員増加である。
なお、同社の場合、12月は最繁忙期となる。
人員増加によるキャパシティ拡大の成果が期待できるため、印象としてはポジティブ。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

おススメの証券会社

本日の相場
投資塾~今から始める株のお話~
タイトルとURLをコピーしました