本日の相場見通し(2020年12月9日)

2020年12月9日の相場解説

12月8日の東京株式市場は、前日のNYダウが下落したことを受けて、この日も下落。
しかし、下値で買い支える向きも強く、下げ幅を縮めた。
そのため、日経平均株価は前日比80円36銭安の26,467円08銭で取引を終えた。

NYダウは、共和党のマコネル上院院内総務が「主張が対立する2つの項目を追加対策から取り下げ、合意できる部分のみで協議を進めるべきだ」と発言したことを受け、米追加経済対策への期待感が高まり、反発。
前日比148.09ドル高の30,173.88ドルで取引を終えた。
また、ナスダック総合指数は前週末比62.82ポイント高の12,582.77と終値の史上最高値を4営業日連続で更新して取引を終えた。

東京時間のドル円は、序盤、1ドル104円00銭近辺で推移。
東京株式市場がスタートし、日経平均株価が200円超下落すると、ドル円は1ドル103円96銭まで下落したが、仲値近辺で実需筋によるドル買いが入ったことから、1ドル104円09銭まで浮上した。
日経平均株価の下落幅が縮小したことから、ドル円は底堅く推移し、1ドル104円05銭前後で推移したが、欧州勢の参入を前に膠着状態となった。
欧州勢が参入すると、米10年債利回りが0.93%付近で推移したことから、ドル円は1ドル104円14銭までじり高に。
しかし、欧州株安やNYダウ先物が下落すると、リスク回避の円買いが優勢となったため、ドル円は1ドル103円97銭まで下落した。
しかし、対欧州通貨でドルが買い戻されたため、ドル円は1ドル104円18銭まで浮上した。
ニューヨーク時間に入ると、ドル円は1ドル104円05銭前後まで下落したものの、米共和党幹部が追加経済対策を協議すると報じられると、期待感が再燃し、ドル売りが後退。
そのため、ドル円は1ドル104円21銭まで上昇する場面もあった。
その後、ドル円は1ドル104円10銭台まで軟化し、小動きとなった。
最終的ドル円は、1ドル104円11銭~104円21銭で推移した。

本日の日経平均株価は、前日のNYダウの上昇を受けて反発すると考えられる。

本日のニュース

米テスラ、50億ドルの増資へ3カ月で2度目【ロイター】

米EV大手のテスラは8日、50億ドルの増資を発表した。
ここ3カ月で2度目の増資となり、テスラ株の今年の好調な伸びを活用している。
テスラ株は7日に過去最高値を記録し、テスラの市場価値は6000億ドルを超えた。
トヨタ自動車やフォルクスワーゲン(VW)、ゼネラルモーターズ(GM)などの競合と比べ生産量がわずかであるにもかかわらず、世界で最も価値のある自動車メーカーとしての地位をさらに固めた。
テスラは申請書で、ゴールドマン・サックスやシティグループ・グローバル・マーケッツ、モルガン・スタンレーを含む10の主要銀行が株式発行を実施すると述べた。
完了までのスケジュールには言及しなかった。
テスラは先月、S&P総合500種銘柄に採用されることが決まり、テスラ株の需要がさらに高まった。
S&Pに加わることになった銘柄として最も価値のある企業の一つだ。
一部の投資家やウォール街のアナリストは、テスラの株価がバブルに陥っているとの見方で、現在の水準でS&Pに加えることを警告する声も上がっている。
アナリストの目標株価の中央値は、現在の株価を230ドル下回る400ドルとなっている。
テスラ株が今年670%上昇したことに伴い、テスラのマスク最高経営責任者(CEO)の純資産額は270億ドルから1550億ドルに増え、ブルームバーグの億万長者指数で世界2位の富豪となった。
テスラは9月、既存車種の生産を大幅に拡大し、ドイツのベルリン近郊と米テキサス州オースティンの近くに新工場を建設することを目的に、将来の債務圧迫を緩和するため50億ドルを調達すると発表した。
同社はまた、テスラセミと呼ばれるセミトラックや近未来的なサイバートラックなどの新車種の発売も計画している。
https://jp.reuters.com/article/tesla-equity-idJPKBN28I281

トランプ氏、国防生産法発動もコロナワクチンの国内優先接種で【ロイター】

トランプ米大統領は8日、国内で生産された新型コロナウイルスワクチンが確実にまず米国民への接種に利用されるよう、必要に応じて国防生産法(DPA)を発動させると述べた。
ただそのような必要性が生じる公算は小さいとの見方を示した。
トランプ大統領はこの日、米政府が調達したワクチンを他の国の支援に回す前に、米国民に優先的に利用する大統領令に署名した。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-vaccines-trump-idJPKBN28I32N

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース【Bloomberg】

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース
新型コロナウイルス感染症(COVID19)のワクチンを巡る明るいニュースが続きました。米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンでは、米食品医薬品局(FDA)のスタッフが有効性と安全性を認める報告書を公表。緊急使用許可(EUA)の承認に向けてまた一歩前進しました。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニ...

本日の銘柄ニュース

カルナバイオサイエンス【4572】
カルナバイオサイエンスは2020年12月期会社計画を上方修正。
売上高を従前の10.3億円から11.0億円に、営業損益を17.7億円の赤字から11.9億円の赤字とした。
売上高は、創薬支援事業が予定を上回る見通しとなったこと、1Qでの導出に伴う中国バイオノバ社からの契約一時金を受領したことが主因。
また、研究開発費がコロナ禍によって臨床試験が遅れたことから4.6億円減少する見通しとなったため、営業損失は6億円縮小された。
印象としてはニュートラル。

執筆者:佐藤真奈美より

 はじめまして、当サイトである『投資塾』で記事の執筆を担当させて頂いております、佐藤真奈美と申します。現在、複数の投資関連のメディアサイトに相場予想や投資関連の解説等の記事を寄稿しておりますが、『投資塾』では、株式投資のニュース、経済指標、金融政策等、「市場参加者が、何を見ているか」に重点を置き、株式投資の初心者にも分かりやすいよう、他では知れない情報の提供に努めさせて頂いております。

執筆者:佐藤真奈美について

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